2017年1月20日金曜日

スキャナー 記憶のカケラをよむ男(2016)

スキャナー 記憶のカケラをよむ男


~もっと木村文乃が欲しい


〇はじめに

 木村文乃に励まされたい方必見。





 うん、頑張ってみる(●´ω`●)



 これに特化しとけば尚よかった。



〇想起する作品
 「サスペクト・ゼロ」(2004)
 「秘密 THE TOP SECRET」(2016)

 「缶けり」
 ・・・世にも奇妙な物語にて鑑賞。これはほんと怖かった。
 






〇こんな話




 はい (ノд-。)グスン  頑張ります!



〇励まされたい
 主観で木村文乃に励まされたいとする者たちへもっと媚びてくれて良かった。彼女の思念が見えている男を中心にするのならもっと彼女という人間の断片を描いていても全く問題無かった様に思う。

 それぞれの人物の彼女との距離(親密度合い)や、思念が見える者と見えない者たちとで彼女という人間に迫ろうとするのはわかるが掘り下げ方に物足りなさを覚えてしまう。もっともっと彼女をうまく魅せられたはずだ。








 ただ、その物足りなさがあったからこそ彼女がなぜ思念を読み取る力を、仙石を信じるのかという件が活きていたりする。


 思念というところをキーワードとし、1つトリックとして成立させたのは「秘密」より断然練られていてうまかったしおもしろかった。人間が受けるイメージのプラス・マイナス、ポジティブ・ネガティブというところもだ。そんなトリックというところから、マイティーズコンビと木村文乃演じる沢村雪絵を取り巻く者たちとの人間ドラマが(木村文乃の魅せ方とは別に)際立つ反面、事件における真相は薄っぺらい印象はある。これが多少なりともネックとなる。

・・・犯人? 動機? もうそんなんどうでもいいんだよ。木村文乃が救ってくれてるんだよ。



 「秘密」が大々的な印象を受けたので勝手に比較しているが、もう少し邦画はこの手のジャンルに対して、お金の使い方と力の入れ方とを考えた方が良いんじゃないかな。一番は適材適所を配置できる人の問題なんだろうけど。




〇最後に
 木村文乃は大好きなのだが、今まで助言キャラにおける彼女にはどうもウザさ先行していた。しかしこれはもう堪らなく良い。ツボだ。ニヤニヤが止まらない。




 いえいえいえ、こちらこそありがとうございました(*ノωノ)

 ではでは・・・


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