2017年1月26日木曜日

ハード・ラック(2006)

ハード・ラック


~カルマ~


〇はじめに
 そろそろウェズリー・スナイプスブームも終わりにしよう。



〇こんな話
 出所後真っ当な人生を歩もうと再起を図った主人公。しかし自然災害に見舞われたことで家族を失い・・・


〇業
 原因があり結果がある。今晒されている状況には必ず理由があり、自らの行いの所為(おかげ)なのだと。

 最初の訳のわからない状況から、時間を遡りまたそのシーンに繋げることでカルマというところを演出する。なぜその状況に陥ったのか。よくある作りではあるがうまかった。

 過去のしがらみから逃れられない主人公と、シリアルキラーと不条理にもターゲットとされてしまうその被害者(ターゲット)たちとを交互に描くことでもそれを演出している。

 カルマとはいったい何なのか。自然現象による被害はどうなるのか。猟奇殺人鬼のターゲットはどのように選出されているのか。

 この世には因果だけでなく、運というものが存在する。いや、見えない因果を運というもので片づけることができる。それを切り開くのは誰なのか。私だよ。

 コメディ色が強めなところもあるが、ウェズリー・スナイプスが良い感じにハマっている作品だった。

 アイアムラッキー。





〇最後に
 いや、彼の作品はまだまだ残ってる。これからが始まりだ・・・


 ではでは・・・



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