2016年10月31日月曜日

アイ,ロボット(2004)

アイ,ロボット


~ロボット


〇はじめに
 アシモフは「ネメシス」しか読んだことないんだよな・・・

 こういう作品フォレスト・ウィテカーで観てみたいんだよな・・・



〇こんな話
 め、目にゴミが!!







〇ロボット社会
 人類とロボット。最初に人間世界にロボットが浸透しているとして観せるのを主人公の偏見で描いたのはうまい。

 [ロボットがバッグを持って走っている]



 どう見えるだろうか。主人公の行動もあり、私も泥棒かひったくりであると捉えた。しかしそれがお門違いもいいとこだと見せるわけである。果たして彼の感覚(偏見)がおかしいのか、ロボットの浸透した世界に違和感を覚えるのか。この狭間で作品にアプローチすることができる。彼が我々と映画の世界とでの架け橋となっている。左手の感覚を確かめる彼が描かれているわけであるが、なるほど。



 ロボット三原則により人はロボットから(ロボットにより)守られている。ロボットは人に危害を加えることは無い。

 ここに人類の歴史を鑑みさせる。人に危害を加えているのはナニモノであるのか。これを主人公のトラウマを起点に発展させたのもおもしろかった。



 この人ほっそ・・・



 ここは笑ったw



 この人ジェシカ・ビールに似てるな~ 年齢的に逆か。


 
〇最後に

 守りたい、この笑顔



 ではでは・・・


2016年10月30日日曜日

技術者たち(2014)

技術者たち

~雑~


〇はじめに
 この手の作品がウけるのは、普段はちゃらちゃらしてるのにいざというときは用意周到で咄嗟の機転も見せるという安心感を定着させた上で、それにも関わらずにピンチに見舞われてからの、どうしよどうしよでどうすんのよ~・・・実は計算通りでした~ピ~ス、というのが最後うぉおおおおおおおおお~8888となるからであって・・・

 上記の表現が意味不明だった方は「ルパン三世」や「シティハンター」を思い浮かべていただければと思う。これらを見慣れている人間にはちと厳しい作品。ということが言いたい。



〇想起する作品
 「at Home」(2014)
  ・・・本物偽物に関して。
 「フォーカス」(2015)
  ・・・伏線やミスリード(と呼ぶべきか判断に苦しむところ)が浮いているところ。



〇こんな話
 技術者たちてワラワラ腹筋崩壊



〇とりあえず雑
 言えることはとりあえずわかってない。緩急として括ってしまえばそれまでなのだが、キャラを見せる上での締めるところと緩めるところが全く以て雑。キャラではなく役者を立てた結果なのかもしれない。見せたいところと見せるべきところが噛み合わっていない典型的な作品。


 最初の犯行にて主人公の技術や度胸に運といった実力(総合力)を見せるのはまぁこの手のシリーズなら常套句なわけだが、この観せ方としてカモフラージュしているものがあるのかと思いきや作り手には決してその意図が無い描写が多く、変に肩を張って観ると肩透かしを喰らう。



 最初の金庫破りの場面。冷静さを保っていられる前提で私だったら逃げることが多少なりとも遅れても、逃げるという確実性を上げるために少しでも多くの時間稼ぎを考える。しかし彼は金庫を開け放って出ていく。金庫が閉まっていれば何が狙いか把握するのに時間が掛かり逃げる猶予を作れたのではなかろうか。その前に扉の前に障害物を置いといたって良い。見つかってからも身に着けていたライトは付けたままで、わざわざ見つかる始末。そして肝心なところで警備員は気付かない始末。これでは逃げおおせたところで後々に陥るだろうピンチな場面で見せるべき彼の咄嗟の機転は見えない。後々の用意周到な描写や観察眼、気付きといったものが全く活きてこない。この犯行で彼の能力は何ら示せていないのである。もしどこか物足りなさを感じている人がいるなら、これがイマイチピンと来ない理由だ。


 故に、とは綺麗に繋がらないが、おかげでこの作品の見どころであろう騙し騙され、伏線どうのというのが宙に浮いてしまうのである。


 これを百歩譲って受け入れたとして・・・



 偽札の件はもっと鑑定家のところで「本物」と「偽物」というものに関してイメージを植え付けさせておくべきだった。

 本物とは何なのか? カタチだけ取り繕えばいいのか? 欠落や付加されたモノがあるとどうなるのか? そして誰がそれを判断するのか。そして偽物とは本物ありきで且つ本物を知り尽くしていてこそである・・・等々。まぁ描写としてはあるんですけどね。

 そうすれば貨幣がその物的価値ではなく信用で成り立っているというところに頭が行き、社長らの節穴ボンクラ具合と、一番肝心でかっこいい演出でドヤ顔してるであろう何があろうと俺を信じろというところがひたすらに活きてくる。

 しかしそんなことは二の次三の次、いや理解していたのかさえ怪しい作り。さすがに浮きすぎている。悪いがこれは伏線とは呼ばない。ただの辻褄合わせだ。いやそれが伏線やんと。うんなんだろうね、しゃれっ気が足りないのよ。魚介系豚骨ラーメンが食べたいのに二郎二郎二郎。今食べたいのそっちやないって感じかな。で、二郎が食べたいときにははいソーメン。ちゃうねん!! 複雑にしてみました。

 要は私との感覚・センス・タイミングが合っていないってことで片づけてもいいのだが・・・

 仮に主人公が撃たれてんだとしてに飛び込んだことがこれを狙っていたのなら私は手の平をくるくる返す。死海は浮くんですよ~・・・ つまらなかったですねはい。


 逸れたが、その辺りうまかったのが「at Home」という竹ノ内豊主演の作品。お勧めはしないが気になる方は是非観ていただければと思う。












〇最後に
 繰り返しになるが「ルパン三世」や「シティハンター」といったおちゃらけからの切れ味に慣れ親しんだ人には少々辛い。脚本が売りの監督なようだが私は首を傾げてしまう。



 おまけ載せとくかな

 
 不機嫌な感じがツボ

 見~え~・・・
















 ないorz



 ではでは・・・



2016年10月29日土曜日

インサイダーズ/内部者たち(2015)

インサイダーズ/内部者たち


~派閥~


〇はじめに
 人は生きる上で必ず偏見を持っている。これを権力者の思惑の交錯・読み合い、検察・マスコミや国民の事実・情報の捉え方繋ぎ方、それぞれの人物の本音(裏)と建て前()を上下関係も交え見せることでうまく描き出した。音声(盗聴)だけの信憑性と、映像(盗撮)で証拠を決定づけたラストも、そのキーとなった拷問による証拠能力の扱い方の違いもうまかった。



〇想起する作品
 「イレイザー」(1996)



こんな話
 どっちかというとコーラの方が好きですね。カルピス原液と混ぜるとめちゃくちゃうまいんですよね、カルピスコーラ。


 うん、サイダーとちゃうよ??




〇派閥
 犬派ですか? 猫派ですか?

 そば派ですか? うどん派ですか?

 牛丼は、吉野家ですか、すき家ですか、松屋ですか、

 回転寿司は、かっぱ寿司ですか、くら寿司、スシローですか、

 ピザは、ドミノですか、ピザハットですか、ピザーラですか、

・・・結局食べ物になるというね。


 世の中には様々な派閥が存在する。右か左かなんてのはよく耳にするだろう。必ず人はどちら側かに存在する。正確にはどちら側かに存在することを強いられる。伸し上がるには実力よりもコネや根回しが重要となる。信用や信頼も言葉ではなくその人間のバックグラウンドがモノを言う。

 こういった偏り・偏見を基に物事にアプローチしている。アプローチせざるをえない。これは第三者として客観的にアプローチしているはずの存在も免れない。検察という立場からそれぞれに偏っている連中を同じ土俵まで引きずり下ろそうとする揺れ幅が巧みだ。しかし一歩及ばない。

 ならば・・・と。究極に寄っちまおうと。究極に偏っちまおうと。それで事実を、真実を曝け出してやるよと。それぞれ別の方向を向いているモノを同時に手繰り寄せるのには力がいる。ではその中のある一方に究極に偏ったところから引っ張ればどうか。この逆転劇はすばらしかった。




〇最後に
 甘い蜜をちゅーちゅー吸いたい。しかしそこに至るまでには周りを気にしない揺らがぬ精神と根拠のないどこからともなく湧いてくる意味のわからない自信が必要なんだよね。ひたすらなるエゴ。欲しいな~・・・


 ではでは・・・



2016年10月28日金曜日

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ(2016)

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ


~真面目感が出ちゃってる~


〇はじめに
 あったね、人の上にトマトをただ乗せてるだけの画を観せられてトマトが人を襲ってるうううううううってなやつが。




〇想起する作品
 「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」(1978)
 「ラバー」(2010)


〇こんな話
 ドーナツ食べぇよ~♪




〇真面目だな
 変にCG使うとな~・・・、あ~割と真面目に作ってるな~感が出ちゃって逆効果だよな~・・・。ドラマのテイストはそのままに、ドーナツはすべて本物でやってほしかった。襲われてる描写は役者に任せれば良かったのに。安上がりにもなるだろうし。いや逆にかかるのか? メリハリなんかいらないんだよなこの手の作品には。終始酷くていいんだよ。それが少々残念。


 この辺も両手にドーナツとかイジってほしいんだよね・・・




 この子はかわいかった。












〇最後に
 「ラバー」観よっと。こっちはタイヤ転がってるだけの作品。

 ではでは・・・


2016年10月27日木曜日

デッド・ウォーカー(2015)

デッド・ウォーカー


~碇ゾンビ~


〇はじめに
 画面が揺れすぎて辛い。見ていたい揺れではない。



〇こんな話
 原題「ANGER OF THE DEAD」

 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ






〇総評
 夫から妻に電話が掛かってきて何かしら注意喚起があったのならとりあえず確認作業をしようという思考には至らないのか。益してや子どもがおり電話を受けた際には離れた場所にいた。それまでに街中で行われているデモの様子がひたすらにTVから流されていたではないか。それが関係しているのかもしれないからとまずは子どもの安全を優先するのではないのか。「何を言ってるの?」と困惑している場合ではない。突発的な事態に直面した際の混乱として観せたいのだろうがどうも違和感を覚える。彼女が妊娠検査薬を使っていたところも気になる原因なんだよ。そういった事をこまめに気にしている人間なのだろう? あっ!、検査しよ!って思い立ってやるもんなんか? 意識づけしたかったのは母親というポジションだろ。携帯だったのだし片手間でも娘を気遣う素振りを見せてほしいものだがな。娘の優先順位の低さを見せてはだめだよ。もうこの導入で辛いよ・・・




〇最後に
 最初のところで破綻してしまうんだよね、後に描きたいだろう所が。どの作品にも言えるが、まぁこれは結局個人の価値観にもよるわけなんだけど。


 ではでは・・・



2016年10月26日水曜日

スペース・ライン(2012)

スペース・ライン


~終わりよければ~


〇はじめに
 いつできるんだろうか、宇宙(軌道)エレベーターは・・・

〇こんな話
 宇宙エレベーターの開発競争における女スパイの苦悩。



〇終わりよければ・・・
 各セクションに専門家を配置し共同で宇宙エレベーターの開発に取り組む企業と、ラボ1つで他分野のデータは余所から頂戴しようという企業の攻防。

 結果的にジャンがいたからってな話になってくるのかな。各分野に専門家がいようともそれを最終的には集約しないといけない。これが難しいところで、整合性や調整がデータだけでなく人間で図られなければならなくなる。それを考えれば後者がそれをスパイを使って他企業のもので人員を割かずにやろうとしていたのは何とも効率的だ。

 ジャンが潜入後に各セクションの案内が為されるわけであるが、これはどこかバラバラな人間たちを描くということだったのだろう。それを彼女が繋いでいく。潜入先の企業とスパイを強いられている企業との両方でだ。片や人を繋ぎ、片や情報を繋ぐ。彼女はどちらも選択できた。両方選択することさえできた。ここが彼女の葛藤の中で大きな選択を迫られるところで、だからといってそこまでの彼女の苦悩の部分がうまく描けていたかと言えばそうでもない。

 ただ彼女は綺麗だった。




Catalina Soto-Aguilar Kind








ざっくりと・・・

 1人の女を巡りまとまろうとしていたところ、彼女の裏切り行為の発覚によりバラバラになりかけたところ反骨心と彼女を守るために再度力を結集する話だった。



〇最後に
 これ何かシリーズなんか。同じメンバーで何個か撮ってるみたいだな。

 邦題:「スカイ・アポカリプス」 原題:「THE PHOENIX RISES」

 邦題:「エンド・オブ・アメリカ」 原題:「SONS OF LIBERTY」

機会があったら見てみるかな。


 ではでは・・・

2016年10月25日火曜日

ボーン・レガシー(2012)

ボーン・レガシー


~外郭~


〇はじめに
 マッド・デイモンとマーク・ウォールバーグは互いに間違えられるそうで。

 今作の主演ジェレミー・レナーとジェラルド・バトラーも似てるよな~。この2人はまだ共演してないよな??



〇こんな話
 「ボーン」シリーズの裏(陰となってしまったところ)で起こっていたこと。起ころうとしていること。



〇総評
 ジェイソン・ボーンを中心に組織の陰謀にアプローチするのではなく、ジェイソン・ボーンもただ歯車の1つに過ぎないという見方がメインであるので、どうしてもシリーズにおける補足説明に重きを置きがちになっている。小から大へのアプローチではなく、大から小へのアプローチ。というより大を見せたいってな感じか。

 「アイデンティティー」「スプレマシー」「アルティメイタム」とシリーズ通してやった、個が巨悪に立ち向かうという構図。とある(限られた)情報を基にピースを繋ぎ合わせ、紐解いていくカタチとは少々異なり、とりあえずザックリと概要を見せたい気概を感じる。新事実の発覚により真相が究明されていくのではなく、今までに築いてきた枠組みに足りないピースをはめていく作業。それがこの映画内だけで完結するものではなく、シリーズありきのものであるが故にどうも単調に感じる。

 うまく説明できないが、ジェイソン・ボーンというピースから眺めてパズルの完成形を思い描いていたのが、もうすでにパズルの外郭はできており、そこにピースをはめていく感じ。シリーズを踏襲したカタチではあるわけだが、どうも散漫になっているのは否めない。

 「ボーン」シリーズということで、ジェイソン・ボーンという存在ありきではあるわけだが、それが功を奏した3作目までと、それがネックとなってしまった今作という印象を受ける。

 しかしこの作品にて1つシリーズの締めくくり(補完)としているのは総じて良かったところか。


〇最後に
 こっちもシリーズ化されるんかな? そしていつか本シリーズとリンクするのかな?


 ではでは・・・

2016年10月24日月曜日

極秘捜査(2015)

~陰の功労者~


〇はじめに
 表舞台には出てこない陰の功労者がいる。不貞腐れずに頑張ってる人間がいる。確かに存在している。



〇想起する作品
 「ギフト」(2000)
 「LIFE!」(2013)
 「64」(2016)


〇こんな話
 陰の功労者の話。


〇陰
 誘拐事件に対して導師の占いと警察の捜査とで迫っていくわけだが、この対比がじわりじわりと利いてくる。韓国における占いの度合いがイマイチわからないが。


 最初に複数で連携して犯人を追い詰める様が描かれる。占いでは周辺の人物や状況を加味し全体から1人の人間を占っている。運命とは他人ありきなのだと。人が織り成すものなのだと。

 全体で動くべきところで、自らの功績や手柄だけを考え出し抜こうとする動きがある。捜査と占いとでているものが違うのである。見えているものが違うのである。自分の事なら、当人なら、そんな無責任なことはできないはずだと叫ぶ。

 どこにも、どこの組織にも上下関係が存在する。都と地方。お金持ちと貧乏人。上司と部下。師と弟子。

 いったいどちらを信用するのか。富や名声・経歴十分、立場役職十分な者の言う事か。どこの馬の骨だかもわからないものの言う事か。権力者>実力者という構図にヤキモキさせられる。

 前者の言う事を信じる場合、ではその経歴はどのように築かれてきたのか。果たしてそれはその人自身の実力を証明するものとなり得ているのか。こんなことに頭が回る。


 そんな様をひたすらに見せられ、最後も煮え湯を飲まされる想いだ(いや最初から信頼はしてなかったか)。事件解決に当たり彼らが本当に求めていたもの望んでいたものと、自らの不遇改善は異なるものであり、ただ自分が我慢すればという苦しみが見て取れる。

 しかしそれも最後どうでもよくなる(いやどうでもよくはないが)。別に皆から好かれなくったっていい。世間が何と言おうと自分のことを見てくれ、評価してくれる人は確かに存在するんだと。そんな人たちを大切にしていかなければならない。




〇最後に
 最後実話だったとのことで後日談が挿まれるが、再びウンジュが誘拐されたとある・・・ え?・・・ 今度は2人組だったと。

 共犯者の存在が劇中示唆されていたわけだが、これ当初はわかってなかったんじゃないのかな。ホントのところは。結果論だが、共犯者の存在をほのめかすだけで、占いの信憑性ってところが格段に変わって見えてくるんだよね。それ故に陰の功労者というところが際立ち、それが認められる様も浸透しやすい。事件が解決したことには変わりないから別に構わないのだが。


 ではでは・・・




2016年10月23日日曜日

インキーパーズ(2011)

インキーパーズ


~直視~


〇はじめに
 章立てて描いているのが昔って感じで趣があるね。


〇こんな話
 そこのホテル、昔女の人が自殺したらしいよ。


〇直視
 廃業間近のホテルでアルバイトをしている女性。いつかはと夢見ながら今は充電中としているが、どこか現実から目を背けている節がある。憧れの女優が実際に会ってみたら期待外れ。落胆の色を隠せない。何かが変わるかもしれないと思っていたのかもしれない。世界が開けて見えると。しかし決してそんなことは無く・・・

 故の心霊現象追及。信じられない信じたくないものよりも、信じられる信じたいもの。最初の見逃すまいとするビックリ心霊動画はさすがにビビった。その世界を信じたいのだとする彼女の希望や期待のようなものが伺える。業務のマンネリ化(職務怠慢)もそれを意識してだろう。しかし見舞われてみたら・・・

 興味本位(冗談半分)というよりは、自らの知らない世界を知っている人間に憧れを覚えるというのはよくあって。現実を受け入れるよりもあるかもしれないいや無いだろうということに没頭したくなる、のめり込みたくなる。そうしている間は見えなくなるものがあるからだ。見なくて済むからだ。

 こんなところから心霊現象を見せたのはおもしろかったが、個人的には彼女の精神的な部分からよりも、いつも見慣れたところがいざそういった事実(歴史)を知ると全く違って見えてくるといったような場及び雰囲気といった恐怖を描き出してほしかった。ホテルの日常を映し出す上で職務怠慢というところの良くも悪くも合わなかったところだろう。いやそこまでも踏襲している作品なのだろうか。



〇最後に
 で、何だったの??

 ではでは・・・



2016年10月22日土曜日

ボーン・アルティメイタム(2007)

ボーン・アルティメイタム


~シリーズで一番おもろかった~


〇はじめに
 トレッドストーンやブラックブライアーってな単語はよく使われない単語なのかな? だからこそ盗聴においてキーワードとしてヒットする数を絞れるってなことなのかな。



〇こんな話
 まだまだ逃げる、そして立ち向かう。



〇かっこよかった
 駆け引きがホントにすごいな。相手を出し抜こうとする様が。どこまでがフェイクなのか。相手が判断するだろう選択肢を先読みし罠を仕掛ける。それに対して見抜かなければいけないわけだが、ホントにたった一手の読み違いがってな緊張感よ。

 で、何がおもしろいってその仕掛けをする方も方なんだけど、それを判断する側よね。理解の度合いや順序がその人間のレベルの指標となるのよね。ポジションや能力、どこまで関わっているのかという情報深度のよ。




 シリーズ通して一番おもしろかったかな。


 ニッキーの最後のニヤリ貌が堪らんね。






〇最後に
 最新作の前にもう一つ外伝を観ておこう。次は「ボーン・レガシー」。

 ではでは・・・



2016年10月21日金曜日

アナベル 死霊館の人形(2014)

アナベル 死霊館の人形


~犠牲~


〇はじめに
 これジェームズ・ワンほとんど関わってないのか。ここ最近観た彼の作品で漂っていた匂いがしない。



〇こんな話
 何と今このアナベル人形を購入されますと、もれなく後ろの方も付いてきます。今すぐお電話を!!





















〇犠牲
 「幽霊=人間の霊」であり主に場所に憑りつく

 それに対し、悪魔は人を付け狙う


 人間の身体を乗っ取ろうとするわけだが、それには人間の承諾を必要とする。人形を媒体として人間を憔悴させその目的を達成しようとするそうな。赤ん坊は承諾できないから対象外。赤ん坊を守ろうとする母性に付け込みと取引しようとする。それが今回見舞われる事態の全容。

 ん~、なんか・・・、おもんくない。



 神は犠牲を讃えるとしている。自己犠牲が神を動かし救いの手を差し伸べると。一番に尊い愛が、友のために命を捨てること。

 つまり愛していない者のために命を捨てることはない。アナベル人形に関連することはもうほっとこってことだよね。自らが危険に晒されたら見ず知らずの人にそれを逸らせばいい。移してやればいい。他者が不幸になれば、自らが幸福であると実感できるのだから。今の幸福を喜びましょう。余所の不幸には関与しません。

 まぁ私のひん曲がった解釈だとこうなりますね。

 




〇最後に

 こんなん買うか???


















 こんなん・・・



















 買う人は買うんやろな~。人の業(ん~欲かな)ってのは奥深いな~・・・



 ではでは・・・



悪女 AKUJO(2017)

~アクションは爽快~ 〇はじめに  韓国ではこの方はイケメンの部類なの? 〇想起する作品  「ニキータ」  「アンダーワールド」(2003)  「KITE」(2014)  「ハードコア」(2016)  「レッド・スパロー」(2018)...