2015年8月20日木曜日

メガ・シャークVSグレート・タイタン(2015)

メガ・シャークVSグレート・タイタン


~合体~ 

〇はじめに  
 能書きはいい!! 早く戦え!!  

 舞台を整えるのに時間掛けすぎだろ。ってかメガシャークはなんで襲ってこんのよ。いつでも殺ってやるよっていう余裕かよ。  

 そして何だろうね。ワクワクさせようと狙ってる部分が見事にスベっているという・・・、これが良いところってかウリなんだけどね。

〇こんな話  
 奴らは絶滅したはずだった。はず・・・だった。

〇いざ、尋常に勝負!!

 こいつと


 こいつが






 こんなことはじめて








 何か誕生します


 めでたしめでたし


 このシリーズ追っかけてみようかな・・・



 〇最後に
 こんなノリのB級以下のSFが量産できるようになればな~、ジャポンの超大作もまともになるんだろうけどな~。このノリの作品を未だに超大作と掲げるからな~・・・
 最初から開き直りゃあいいのに。ゴミ映画作りますって、作りましたって。このジャンル大好きな人いっぱいいるよ。かっこよく見せようと、何か狙ってるものがあるのにダダ滑り。ふざけているように思えて実は本気で、いやふざけてて。
 まぁ~いろんなしがらみがね、あるのはわかりますけどね。人気だとか、コネだとか、金儲けの方にね、開き直られてもね、困るんだがね。しかもそれでドヤ顔されてもね。
 作品がつまらないから映画離れが進むのか、映画離れが進んでいるから集客狙いでゴミ作品が生まれるのか。どこへ向かっていくのでしょうかね~、日本映画界は。

 ではでは・・・

2015年8月17日月曜日

ファイアー・ツイスター(2015)

ファイアー・ツイスター[DVD]


~ファイアーファイター~

〇はじめに 
 殺し屋がセンス無さ過ぎて・・・ 
 
 暑さにはやっぱり扇子よりもクーラーだよね! 今の涼しさが、これからの暑さに変わることも知らずに・・・ってか。  

〇こんな話 
 最近身の回りの落ち葉の掃除に困っていませんか?? 

 そんな時はこれ!! 






「ファイアアアアアアア・ツイスタアアアアアアアア!!」 




















 余分なゴミもまとめて掃除してくれます。そう、人間もね!




〇対策 
 合成燃料が燃えているとのこと。その開発者は語る。熱源を求めてさまよっていると。温度の高いところへと移動していると。車や室外機は恰好の的、気をつけろ!! 

 爆発で炎を吹っ飛なせばええねん。竜巻に爆弾をぶち込もう。消防車に爆弾積んでで突撃だああああ!!

















 やっぱ、キャスパー・ヴァン・ディーンかっけええええ。次の画ではヘルメットしてないっていうね。そして特攻かと思いきやちゃっかり生き残る当たり、やはり彼だ。


〇最後に
 彼の作品をこれからもっと紹介していきたいな。ではでは・・・。


2015年8月16日日曜日

イグジスツ 遭遇(2014)

イグジスツ 遭遇[DVD]


~NO EXIT~

〇はじめに 
 そういや最初に事故ってたんだっけか・・・。映像確認もしてたな・・・。 何か映ってるう~!!?? このノリは好き。 

〇こんな話 
 さぁ~バカンスだ!!  
 ブーン ぷっぷー 
 やっべ何か轢いちまった!? 
 何か襲ってくるんですけどおおお 
 何で俺らなんだよおおお 

 はてさて・・・ 


〇EXISTS 
 専門家曰く、挑発行為をした場合に奴らは襲ってくるのだとか。それ以外に襲われる理由は?? 

 人間を簡単に殺す力を持っていながら中々殺さず、いたぶりつくしている。 中でもロードバイク?との並走は笑っちまった。しかしこれには意味があった・・・ 


 まぁネタバレになるのだが、 最愛の子どもを殺した奴らを許せるのかと。殺した奴らがのうのうと生きているのを許せるのかと。殺した奴らが罪の自覚も反省も無く挑発してきたら許せるのかと。カッチーンなってもおかしないでしょと。殺せる力を持っているんだぞ。チャンスがあるんだぞ。舞台は整った。さぁ~はじめようかあああ。 


 「EXISTS」を深読みするならば、私たちだって生きてるんだぞと。あんたらはUMAだなんだっておもしろおかしく騒ぎ立てるけど。鹿を轢いたって誰も復讐には来ないでしょ。でも人間を轢き殺したらその罪をとがめられる。その両者の命に差はあるのですかと。人間は傲慢になりすぎたのではないですか?? 
・・・なぁ~んて。

〇余談
 ビッグフットの足跡の大きさ比較を手でやったのはどうだったのか??


〇最後に 
 次にビッグフットが目撃されるときはおそらく自転車に乗っていると思います。お気をつけて・・・。






どーん!!

ドミニオン(2014)

ドミニオン[DVD]


~破滅と再生~

〇はじめに
 都市伝説のこじつけノリが好きであれば好きだと思う。

 月は創り物で我々に幻覚を見せている
 イルミナティのロゴはUFOを模した物
 ・・・などなど


〇こんな話
 100万年は荒れ果てた太陽系第三惑星にどちらさんかはわからない調査隊がやってきたとさ。種が大量に保存されている方舟はっけ~ん。ちょっと再生してみよ。

 そして現在?の地球へ。とある男によるとあと5日で地球が侵略されるそうな。いや、もうすでに人類の300万人は彼らだとか。どないせえっちゅうねん!!

 地球人の味方、見守り神ことアークトゥリアン。彼らは非暴力主義で、いち早く退散。敵はドラコニアン。宇宙戦争の拠点に地球は絶好の位置だそうで。人類に特に興味は無いけど、やるならやるからねと押さえつけられる。
 


「やられてたまるかあああああああああ!!」



〇輪廻
--ネタバレ入ります--


 負けます。地球は滅亡します。しかし、アークトゥリアンが生き残った人類を別の惑星に移してくれるそうで。そこで新たな人類史を築いていくそうで。

 最初の場面に意識が戻る。何かしらで荒れ果てた太陽系第三惑星地球。そこから人類が発展し劇中での揉め事につながる。そして新たな人類史へと。

 人類の進化はどこへ向かっていくのかと。破滅からの再生、そしてまた破滅へと。繰り返してきた、繰り返して行くのではなかろうかと。恋人から摘出されたベイビーがビン詰めにされている画が映し出された。これが、最初に発見されるものとダブる。地下室どうのという話もされており、地球の人類が正確にどうなったのかは語られていない。最初に調査隊が発見したものは、彼らだったのではなかろうか。

 いやそもそもだ。ドラコニアンとアークトゥリアンが人と同じ容姿をしていたところから伏線だったのか。救出された人類が進化の果てに、二手に別れる。進化が分岐する。そして荒廃した太陽系第三惑星を訪れる。そして先祖である人類を復活させる。
 100万年もあれば、コミュニケーション方法が言語からテレパシーに変わっていてもおかしくはないだろう(適当)。それに人類とアークトゥリアンで恋愛してる奴らもいるくらいだし。ハイブリット創ろうとしてるんだから、進化の速度も速まるかもしれない。

 つまり、人類は自ら人類を再生させ破滅へと追いやった。そしてそれが繰り返されている。記憶からは消えるくらい年月を経た時に。
・・・何かこんな話どっかで読んだな・・・・・


〇最後に
 そうね・・・あんまり・・・おもしろくは・・・・なかったかな・・・
 

 あ~そうそう。宇宙船の形状がいつだったかあの有名な科学雑誌ムーで取り上げられた軍事機密のドローンだかに似ていて少し興奮したかな。いまやドローンなんて市場に出回ってますけどね。一家に一台のノリで。そう考えるとすごいな。そろそろ終末が近いのかな。

「空が、堕ちてくる」

・・・言ってみただけ。

 ではでは。

2015年8月12日水曜日

at Home アットホーム(2014)

~偽物~ 

〇はじめに 
 試写会にて鑑賞。 

 明日香(黒島結菜)の椅子越しピストンのセンスには惚れたね。これで全てを、いや勝手にそれ以上を連想させるとはね。怒りや憎しみ、さらにはいやらしさに対する興奮や背徳感を味あわせるとはね。ただ単にこれが表現の限界だったのかもしれないが、説明調な日本映画の中では効果的な気がする。もっとこういうの増やしていきましょ。素朴で華奢な感じがまたいいアクセント。  

〇こんな話 
 「Home」とは何なのだろうか? 
 
 家という空間なのか、家族という人なのか。それとも駅のホーム??なのか。 さらには家族とは何なのか。血のつながりなのか、体のつながりなのか、心のつながりなのか。 ちょっと考えてみよ。



〇家族 
 前半は疑似家族の違和感というか危うさのお披露目だった。 
 一見ありふれた一家団欒。交わされる言葉の節々に違和感を感じる。そしてお気楽な感じ。しかしその後の様子で、危険な橋を渡る父親の仕事ぶりが描かれる。さらに長男は偽造パスポート作り。母さんは結婚詐欺。何故彼は、彼らは罪を犯すのか、重ねるのか。動機となる部分は明かされはするが、そこまでに彼らを突き動かすものがここではまだ見えない。それは後半へと。ここの問題提起の仕方はうまい。  

 
 後半はひたすらに比較だった。
 前半で描かれた疑似家族の背景をひたすらに映し出す。彼らは何を抱え、どのようにして出会い、なぜ家族となったのか。
 
 育児放棄・虐待をする親 と その状況から救い出してくれた泥棒という犯罪者。
 
 性を弄ぶ父親? と 生を救ってくれた女。
 
 殺す価値も無い家族 と 助ける価値があると判断した初対面の男。

 家の水もか。

 子どもを亡くした男。日常的に暴力を振るわれていた女。肉親よりも彼らとの生活を望んだ子どもたち。いったい彼らの関係はどこに行きつくのか・・・


 最後の父さんの出所まで(刑期)はどれぐらいだったのかと。 ここは具体的な数字を出さないところは良かった。時間の経過を、就職しかたぎとなった長男(次男もかな)と、荒れ果てた家で観せる。そしてそれとともに変わったけれども変わらない家族という対比が何ともシャレている。 



〇ニセモノ
 偽造パスポート、偽札を見抜かれるのではないかという不安・心配をする長男が描かれていた。それに対して本物がどうのじゃなく、どれだけ自然かどうかなのだと。そんな様なことを言われる。自然にというのは疑う余地を見出させないというところか。それっぽくしてれば、全部それなんですよ。

 偽物ってのは何なのかと。この偽造の工程を見てみると、偽物のクオリティを判断する者の存在を認識する。誰かがそのものを、偽物か本物かと調べるのだ。調べなければ、知識が無ければ特にばれることもない。
 終盤偽札を特に調べもせず本物と認識する男が描かれる。家族という存在の見られ方もそんなものではなかろうか。大人と子どもが一緒にいれば、大体が親子であろうと。良い歳の男女が一緒にいたら夫婦(カップル)だろうと。必要以上にその関係に介入はしない。しかしその関係性を不安に思ってしまうからこそ自ら偽物とばらしてしまう危険性を孕み、且つ家族と言う関係を見つめ直すことができると。血や体のつながりのある当然な関係の家族と、全員が他人同士の家族という関係を当然のように見せたいと奮闘している者たち。どちらが・・・・


 一見綺麗なスノードームもこわれやすいという危うさも持っている。二男の不注意から落としてしまったスノードームをキャッチする長男が描かれたりする。家族という関係の均衡感とでも言いましょうか。こういうのも好き。


〇少しだけ文句
 全体的におしゃれすぎる。作文で語られる幸せで笑顔溢れる幸せな家族像と、暗い過去を同時に映し出す様。綺麗に整頓された家と後に映し出される散らかった家にはじまり、とある状況があって、その状況に至るにはこのような過程を辿りましたという背景を後々観せていくのはうまいとは感じる。しかしそこまでの落差を感じない。もっと凄惨な様を映しだしても良かったのではなかろうか。エンタメ性は下がるが。彼らが最後笑顔であることの幸せは感じる。しかしそこは笑顔である奇跡にまで押し上げてほしかった。
 いや、これで十分だな。竹野内豊の若干のコメディ要素もシリアスな場面と良い対比になってるし。残虐な描写が逝き過ぎると、痛快ものを期待してしまうからな。この作品を観て、のさばる悪を排除する思考がはたらいてはダメなんだ。そういう作品じゃないんだ。
・・・ババ抜きでの件はそうなるとわかっていながら涙が出たよ。ここの2人のところうまいんだよな。自殺を止める女性を描いてからの、その女性の背景。自殺志願者が自殺志願者を止める。その女性の体は傷だらけ。その傷の画が身体的なものだけでないのだとすぐにでも連想させられる。



〇余談
 字幕翻訳にチャド・マレーンって名前があったのだが、どこだったのか。

 芸人さんが出てる~。


〇最後に
 家族って・・・何なんだろう・・・

2015年8月9日日曜日

間奏曲はパリで(2014)

字幕翻訳:高部義之


~染み入る~ 

〇はじめに  
 なんだろうねこの美しさは。 

〇男女、夫婦、家族  
 男女のそれぞれのやり取りが良いね。言葉のチョイスかな。皮肉を交えたり悪態をついてしまう夫婦間。新鮮でロマンチックな浮気間。そして湿疹の位置づけ。隠したりすぐにさらけ出したり、なかなか見せなかったり。
 新しいもの好きな妻と、ベターな夫。夫の妻を思う気持ちは本人の前では描かれない。素直になれない不器用さがまたなんとも言えない。パスワードがブリジットだったり、食卓(だったけ?)で慣れ染めを語りだしたり。夫の妻に対する俺に付いてこい的な関係性を、浮気における尾行で持ちつ持たれつな感じにしてね。そして過去の情事が明らかになって、当事者間では見えないものを、第三者がガツンとね。とあるレストランにおいて肉の部位でもめる前後で運転手が変わっていたりもね。 
 フェンス越しの世界の対比もこれまた綺麗。パーリナイトと就寝老人、牛の出産とひやかし。一線を画す世界の住人。わざわざフェンスをまたがせる画を入れているのがね、また堪らんね。 


 息子のサーカス??(トランポリン)のところは涙が出たわ。息子に対して不満があった部分。認めていなかった部分。馬鹿にしていた部分。偏見があった部分。都会に想いを馳せることで「思ってたのとちゃう」というのが妻の視点で前面に押し出されるわけだが、それは負の要素ばかりであって、この息子の件が見事なまでに正の要素の演出で映える。何なんだろうねこの観せ方は。

 さらに最後ね。羊飼いのポストカードだかを見てね。領収書を見てね。彼女同様言葉にならないね。


 年寄りと若者、牛飼いとショップ店員と歯科医、ネットの得意不得意、レコードとYouTube、電話とスカイプ・・・・。結局、夫が、妻がええねんと。


 妻が掛かる医者を知らなかった夫。これは一見妻を見ていなかったり、無関心だったりともとれるのだが、湿疹を気にかけているのは明白で。そこから考えると、これは妻に対する信頼があったからともとれるのである。しかしそんな信頼が相手にとってはほころびとなり、不安や心配にもつながったりするわけで。そこからなんやかんやあって、見つめ直して元鞘ってのは何とも感動するもので。

 
〇最後に
 大きく見れば、引いて見れば、一本道と言うか一本調子な道でも、細かく見ていけば小さな波やうねりがあって。ある夫婦のそんな一時をピッカップ!したのがこの作品で。良かった~。

 ではでは・・・。

2015年8月5日水曜日

アオハライド(2014)

アオハライド[DVD]


~アイムノットヒーロー~ 

〇はじめに  
 いつの世も、汚いものが綺麗なものを飾り立てるんだよ。  


 「そうだ、俺たちは・・・主人公じゃない!!」  


〇こんな話 
 昔の俺は存在しないという男。昔の彼を追いかける女。そんな2人の今昔物語が、ここに開幕。

〇隔離 
 まぁむかつく女どもが描かれますは。それはそれは下衆い連中が。ゴミよ、ゴミ。こいつらを早々に隔離し、世界が違うのよと観せたのは評価する。「ストロボ・エッジ」でもあったっけか。ぼ、ぼ、ぼくもそちらの世界に入れてくだせえ~。ま、彼女らが彼ら2人を引き立てていることにも気付かずに、2人の世界を堪能してしまうお花畑な人間たちがいることが実に不快ではありますがね。ふぇ~い。

 隔離された彼らの世界を堪能し、もう終わりかなと時間を見たら何とまだ半分。毎回毎回同じパターンで話が進行し、さすがにくどくなる。わて、お土産とかお菓子とか、パンとかおにぎりとか気になるもの、期間限定とかついてるとついつい2つ(以上)ずつ買ってしまう口ですがね。これは飽きちゃいましたね。何の説得力も無いな。


〇余談 
 雨に当てられてセーラー服透けないんだね。良い生地使ってるんだな。 

 長崎のライバルの女の子、ガチでヤバイ目してる。これ演技??メイク?? 
・・・あ!?あ~、あの人に似てるんだよ。ムーミン谷の。 

 ってかあの購買の杜撰なシステムやめろよ。ま、その人間の能力にお似合いのシステムだねって皮肉と受け取ろう。


〇最後に 
 「お前、何で観たんだよ??」
こんな問いが飛び交うだろう。大好きなのである。醜いものが美しきものを引き立てる様が。そしてそれを正当化するのが。少女漫画の世界を僻んで観ることこそが、社会の縮図を理解する第一歩となるのである(キリ)。 
 少年漫画もただ男と女の性格を逆の構図で描いただけなんですけどね。男視点、女視点で同性にしかわからないところってあるじゃないですか。イライラするよね(ニッコリ)。

〇おまけ





























この口元良いよなぁ~
















ではでは・・・。


2015年8月4日火曜日

マエストロ!(2015)

マエストロ![DVD]


~響いてこない~ 

〇はじめに  
 音楽って結局人の好き嫌い、選り好みってのがあるから、この映画は賛否両論あって然りなのだろうと開き直って、批難してみる。 

〇想起する作品 
 「セッション」 
 
 どうしてもこの作品を引き合いに出してしまう。自分は音楽というものにさして興味・関心が無い。そんな私がついつい惹かれてしまう作品が「セッション」だった。パッションとでも言うのか。音楽がわからねえだ?? んなもん知るかと。お前にはこいつらの情熱が響いてこねえのかと訴えかけてくる。思考を挟む余裕が無かったと言えば伝わるだろうか。感性に身を委ねてしまっていたんですよ。しかしこの作品はじっくりと確認作業が入る。説明し、現在があり、しっかりと過去回想で心情を表現してくる。全てを描いてくれる。これがドラマにおける面白味、邦画の強みであるのかもしれない。でも音楽とは理解の矯正(強制)を図るものでは決してないでしょ? 

 この作品は何か物足りない。変化がわからない。音の違いを感じさせようとするシーンが多々ある。で?? わからんのだよ。説明されても。そして何より問題なのが、理解もしようとしない自分自身だ。勝手に言ってろと。何なんだろうねこの先生に注意されても聞く耳も持たなかった学生時代のような私の感性は。我ながら面倒くさい。 

 人間ドラマに重点を置いていけば、勝手に感じる補われていくところなのかもしれない。ではそれができない者たちはどうすればいいのだろうか。 老若男女で様々な職種や境遇の集団におけるドラマは共感の幅を持たせたかったのだとは感じたが・・・。 

〇余談 
 松坂桃李、小出恵介、三浦貴大 の利きができない・・・・ 

〇最後に 
 特に項目立てて書くことが無くなってしまった。最初にも書いたようにものごと(事象)には賛否、好き嫌いが必ず付いて回る。ただ単に私はこの映画は好かんという意見を述べさせていただいた。悪しからず。

2015年8月1日土曜日

愛を積むひと(2015)

~歪~

〇はじめに 
 北川景子のところで泣けない。 なぜだろう。

〇こんな話 
 手紙が届きます。

〇不揃い
 真珠、石を人間の関係とつなげたのはおもしろい。ひとつひとつのカタチが歪だろうが、綺麗なカタチを作り上げることができる。石を積み上げていく作業において、何度も組み合わせたり、石を割ったりといった工程を見せたのも意味があったのだろう。そして最後の登山における、ただ転がっている石たち。踏みつけられる石や障害となる石。休憩の場となる石も。おそらく砂場の砂をバケツのカタチに固めてお城?を作っている子どもを見せたのも何かしらの意味があったんじゃないかな~。砂も大本を辿れば石でしょと。 

〇屁理屈
 前の項では肯定した書き方をしたが少しだけネガティブに捉えてみる。
 組合せの最中に形が合わなかった石はどうしたのだろうか。必ずしも皆が皆合うわけではない。この綺麗な形を形成できたのは、石(人)と石(人)との相性を調整している人物がいてこそなのだ。究極この話は神が人間で遊んでいると。
 さらに突っ込めば、石べいの下層の者たち。横の者たちとの関係を調整しつつ、上の者たちをひたすらに支える。そのタフさは尊敬に値するが、いつ爆発するのかとハラハラしてしまう。縁の下の力持ちの存在。触れ合わない石たちがあるのは明白で、そんな影の存在を知らずして綺麗な関係を維持していると勘違いする者たちがいる。・・・私だよ。所詮は、・・・綺麗事か・・・・。

〇余談 
 杉咲花さんか。髪の長さはウリなんだろうが、作業中、いやせめて料理の時くらいは髪の毛結んで欲しかったな~。

〇最後に
 死した者に全てを読まれているというのはずるい。この夫婦の件、というか妻が関係してくる話は涙が出た。しかしはじめにも書いたが、唯一娘(北川景子)の件がしっくり来ない。好きな女優さんなんだけどな・・・。女優としてじゃないな・・・。

悪女 AKUJO(2017)

~アクションは爽快~ 〇はじめに  韓国ではこの方はイケメンの部類なの? 〇想起する作品  「ニキータ」  「アンダーワールド」(2003)  「KITE」(2014)  「ハードコア」(2016)  「レッド・スパロー」(2018)...