~響いてこない~
〇はじめに
音楽って結局人の好き嫌い、選り好みってのがあるから、この映画は賛否両論あって然りなのだろうと開き直って、批難してみる。
〇想起する作品
「セッション」
どうしてもこの作品を引き合いに出してしまう。自分は音楽というものにさして興味・関心が無い。そんな私がついつい惹かれてしまう作品が「セッション」だった。パッションとでも言うのか。音楽がわからねえだ?? んなもん知るかと。お前にはこいつらの情熱が響いてこねえのかと訴えかけてくる。思考を挟む余裕が無かったと言えば伝わるだろうか。感性に身を委ねてしまっていたんですよ。しかしこの作品はじっくりと確認作業が入る。説明し、現在があり、しっかりと過去回想で心情を表現してくる。全てを描いてくれる。これがドラマにおける面白味、邦画の強みであるのかもしれない。でも音楽とは理解の矯正(強制)を図るものでは決してないでしょ?
この作品は何か物足りない。変化がわからない。音の違いを感じさせようとするシーンが多々ある。で?? わからんのだよ。説明されても。そして何より問題なのが、理解もしようとしない自分自身だ。勝手に言ってろと。何なんだろうねこの先生に注意されても聞く耳も持たなかった学生時代のような私の感性は。我ながら面倒くさい。
人間ドラマに重点を置いていけば、勝手に感じる補われていくところなのかもしれない。ではそれができない者たちはどうすればいいのだろうか。 老若男女で様々な職種や境遇の集団におけるドラマは共感の幅を持たせたかったのだとは感じたが・・・。
〇余談
松坂桃李、小出恵介、三浦貴大 の目利きができない・・・・
〇最後に
特に項目立てて書くことが無くなってしまった。最初にも書いたようにものごと(事象)には賛否、好き嫌いが必ず付いて回る。ただ単に私はこの映画は好かんという意見を述べさせていただいた。悪しからず。
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