2017年8月31日木曜日

人狼ゲーム マッドランド(2017)

人狼ゲーム マッドランド


~リブート?~


〇はじめに
 シリーズで一番うるさい気がする。



 この子はもっとお胸を売りにしていった方が良いと思うけど・・・ ギャップというかどこかしらでインパクトはほしかったな。




〇こんな話
 大分前から人狼というゲームのルールすら理解できていない・・・(;´д`)トホホ



〇動機
 作品の煽りにて単体で完結しており、どの作品から手を出しても大丈夫だといったことが書かれていたような気もするが・・・ それがウリなのだろうとは理解しつつも・・・

 シリーズ6作目として観るか、シリーズ1作目もしくは単体作品として観るか。前作がそれなりに人狼ゲームというものの真相に迫ったことから続編という位置づけを期待しがちな中、この作品をどこに位置付けるかなんだよ問題は。シリーズを追っていると正直人狼というルールの元行われるゲームが楽しみなのではなく、なぜそのゲームが行われているのかという謎の方に興味が出てきてしまっているのよね。特に気になる子がいなければ。

 その点桜庭ななみ主演の1作目は動機を不明瞭にすることでそれを解消していたわけだけど。いやそもそもそれが狙いだったはずなんだよね人狼ゲームという本質は。不明確な動機ながらも勝手にそれに踊らされる人間たちの狂気を描く事が。それがシリーズ化に伴い変化していった。その軌道修正の意味合いもあるのだろうか。

 そんなところを想うとこれはどちらかというと続編よりもリブートといった試みということになるのかな。しかしそれならそれでルール改変だけでなくゲームへの別のアプローチが欲しくある。


 例えばね、私みたいに全くルールがわからない人間だけでゲームを進めるのはどうだろうか。そもそもルールを理解する気すら無く、ゲームの脱出方法だけを模索する面々。それだと最初の夜に全員死ぬか。

 じゃあゲームの衣装が指定されているのはどうだろうか。メイド服、水着といったコスプレ感・・・もういっその事何も着ないとか。それでも首輪は外れない。彼らがゲームに絶対的に囚われているってな演出にもなると思うけど。何かここ最近首輪が観えにくいんだよね。いつ如何なるときもゲームに囚われているってな示唆は欲しい。トイレでもお風呂でもいつでもどこでも。着替えシーンでも入れればいいんだよ。汚れた服は綺麗になっても服は着脱できても首輪はそのままってな具合に。それを人狼という役割にもっと活かせばいいのに。

 あと多分製作者が勘違いしているのか、何か別に固執しているものがあるかもわからんけど・・・動機の描き方ね。運営という存在を明確にしないことで人間の本質に迫ろうとしているわけだけど、これ別に運営は描いても問題無いんだよね。姿形を見せない実体(実態)が見えないってのが1つ決定的な動機の欠如になるわけだけど、監視体制や彼らを縛り付ける首輪が描かれている以上、その向こうに誰かしらが存在していることはもう明確になってしまっているわけで。

 先ほども書いたがシリーズとして観るか、単体作品として観るかでもこの見解は変わってくるのだが、これ以上別に引っ張る必要無いんだよ。要はなぜゲームが行われているのかが見えなければいいわけだから。だから多少のルール変更は全く構わない。人狼ゲーム自体のルールではなく、それに取り組む上でルール以外に障害となるもの。運営側の不純な動機(趣向)が反映されても全く問題無い。全然ゲームに干渉してくれて良いんだよ。

 水が出ない、電気が来てない。飲み物はカルピス限定。着替えは用意されているが下着だけが無い、いやもう最初から外されている。この着替えにしてもね、その人の趣味を正確に把握しているとか、サイズドンピシャとか示してくれるだけで全然違うのよ。それを敢えて外してきてのコスプレ感でも構わない。トイレ風呂男女共用、和式に限るとかさ・・・


 まぁ映画という媒体や、演じている役者の方々の制約が一番辛いのかなぁ~




〇最後に
 なんかようわからんくなってきたな・・・ おそらくこの作品は転機となるだろうと思うのでこれからどういう方向性で行くんだろ?? という期待を膨らませておく。


 ではでは・・・



2017年8月24日木曜日

キセキ あの日のソビト(2017)

キセキ あの日のソビト


~音楽~


〇はじめに
 全員歯科医なのか・・・

 ガレージの中から伸し上がった人たちがいたが、これもそれに通ずる夢物語だよね。



〇想起する作品
 「バクマン。」(2015)
 「ビリギャル」(2015)


〇こんな話
 グリーンを正確に表記できない方、必見です。

〇ミュージック
 音楽って何じゃろね。なんでもかんでも商業化にビジネスチャンスが転がってるうんたらかんたら・・・ 売れてなんぼや、お金が全てじゃけえ~・・・ やかましいわ!!





 松坂桃李のパイプ役が見事だね。プロデュース能力が光りすぎだよね。自分が夢を叶えるのはもちろんだけど、誰かの夢を叶えさせてやる力になってやりたいという志は素敵だよ。誰かの夢を背負い込んでいるとか重いもんじゃなくてさ。

 ってかさこの人毎度毎度こういった役うますぎるんだよまじで憎ったらしくてさ。



 この人も音楽業界を知り尽くしているというか生き残ってきたからこその厳しさというか・・・ どこまでの意図があったかわからないけれど、



 兄の方の曲を聴いているときと、弟のバンドへの好感触のときと同じ仕草してるんだよね。目利きはピカイチの様だし、そりゃイケると想わなきゃその人たちのために時間は作らないだろうし、注文もつけないよね。彼もまた夢を背負ってるわけだからね。あ~でも手が逆か・・・



 これは若干機嫌悪いから、左手のときが良い感じなのかな?


 まぁそんなこんなで音楽という力を見ることになるんだけど・・・ちょっと気になるところもあるのよね・・・

 松坂桃李のパイプ役が見事だって言ったけど、これって誰が主体で作品作ったの? このプロデューサー主導なんじゃないかな。音楽と商業とを結び付けたがらない姿勢を描きながら、この作品自体はかなりビジネスの匂いをプンプンさせてるよね。まぁそれこそが当にプロデューサーの仕事ってことで補完されるのかな。それも含めて大成功なのかな。





 それが見えてくると前半の兄貴のパートってなんかこれの解消に想えてもきてしまうんだよね。複雑だよ・・・








〇余談
 で、あの~



 お店の女の子と結婚したの??





 家賃12万でこのキッチンは嫌だな~







〇最後に
 そういや振りシャーって流行ったな。シャーペン自体使うことが減ったからな、今はどうなんだろ。


 ではでは・・・





2017年8月16日水曜日

タイム・チェイサー(2013)

タイム・チェイサー


~子殺しのパラドクス~


〇はじめに
 あ、スカリーだ。




〇想起する作品
 「12モンキーズ」(1995)
 「タイムコップ2」(2003)
 「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(2011)
 「LOOPER」(2012)
 「プリデスティネーション」(2014)




〇こんな話
 父への想いは時空を超える。



〇子殺しのパラドクス
 タイムパラドクスの中で親殺しのパラドクスというものがある。子どもが時間を遡ることで親を殺せるのか。しかしその子どもは殺そうとする親から生まれてくるわけで、その親を殺したらその子どもは生まれていないということになり、しかし殺せないならその親は生きているわけだから殺そうとする子どもは生まれる。

 これって本来祖父のパラドクスって言うのね・・・へぇ~ もう一個挿むのか。そうすると合点が行く。

 序盤は妻が夫を追いかけた(捜索した)。そこで協力してくれた存在は頼るべきところは父親(祖父)だった。メインとなるところは息子が父親を追いかけるというものだが、ここにも祖父が大きな存在としてある。

 しかし家族というものにおいて誰かしらが代わりの役を買って出ようとその埋め合わせはできない。祖父(父親)が母親(娘)を、息子が母親を支えようとも父親(夫)がいなくなったことを母親は克服できなかった。息子にとっての父親という存在もまたそれはそれは大きなものであり、幸せだったはずの彼女との生活にもまた不幸が忍び寄る。それほどまでに父親という存在は、家族という存在は大きなものなのだと。そしてラストの息子の決断である。


 この作品は親殺しのパラドクスという家族という繋がりからタイムパラドクスへのアプローチとは逆説的に、子を殺すことタイムパラドクスから家族という繋がりを説こうと試みている。




〇最後に
 タイムトラベルは最終的な手段であるわけだが、どうもこの邦題はタイムトラベルしてなんぼやという雰囲気を醸し出しており作品のテーマとは異にしている気がするが、まぁ私もこのタイトルでなければ手を出さなかったなと思えば功を奏しているのだろう、複雑だ。


 
 ではでは・・・


2017年8月13日日曜日

名探偵コナン から紅の恋歌(2017)


~ジャンルの復帰~



〇はじめに
 劇場版第21作目

 昨今の作品にてジャンルをミステリー・サスペンスではなくクライムアクションにすべきではないかと揶揄したが、この作品を以て一旦取り消すことにしよう。ただ画的にワチャワチャしたいだけの作品ではなかった。こら~おもろい。


〇想起する作品
 「ちはやふる」
 「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」
 「名探偵コナン 迷宮の十字路」




〇こんな話
 コナンというジャンルの軌道修正。




〇ミステリー・サスペンス
 かるた及びかるたという競技の特性。上の句があり下の句があるという繋がり。競技で言えば手札を取り合うわけであるが、上の句から読まれ始めたものを、下の句だけが書かれている札を取り合うという図式。もっと言えば始まりの文字や読手の癖やなんやらいろいろと細かいようだが・・・それはまぁ置いておいて。

 上の句を受けて下の句へと繋がる歌及び上の句から下の句を推測するというかるた競技において正規の順序を印象付けての、結果(事件後)から真実を手繰り寄せる推理というアプローチの対比が見事に効いている。滅茶苦茶うまい。段階を踏んだ事件にコナンと服部はどのように向き合っていったのか。



 そして何よりうまかったのが序盤のTV局における服部と和葉の救出劇と、皐月杯決勝におけるこれまた2人の救出劇の対比だろう。

 どことなく「天国へのカウントダウン」を意識させているとは想いつつ、前者は捻りを見せてくる。加速する距離が足りないとした思考に対し、直線ではなく曲線(円)という概念を取り入れる。要はハンマー投げの要領なわけだが・・・。ここに馬鹿正直ではダメなのだというコナンの頭のやわらかさを見る。

 そしてラストである。ただただ真っ直ぐ。これが服部の和葉への想いに掛かってくる。いや~堪らない。

 さらにこの真っ直ぐさに対して、後日談としてある新一の蘭への想いの返しが返歌という捻りにも繋がってるのよねこれ。よく考えてるわ・・・


 何故この両者の対比が活きるかってのは、百人一首は恋歌が多いというところなのよね。誰かしらへの想いを綴った歌。ただそれが届くとは限らない。届いたとして、伝えたい想いがあるがそれがそのまま伝わるかはわからない。立場が違えば会う事さえ叶わない(時代もあった)。それ故にとる行動が本心とはどれだけズレるのか。ズレて受け止められてしまうのか。これが道場破りまがいの真相にて描かれているからこれまた唸ってしまう。


 大会の形式によるようだが、競技かるたは階級が違うとそもそも対戦ができないのだとか。和葉と紅葉の対決が実際にはありえないとする意見を聞きかじったが・・・、

 なるほど、これはそのままそういった歌が歌われた時代に想いを馳せる仕様なわけだ。立場が違えば会う事さえ許されない時代があった。そして基本的に男の立場が上。男から求婚していくスタイルだった。相思相愛や女性の意見が尊重された恋愛なんてのは滅多に無かった。女性に選択権は無かった。正確には歌を嗜む人たちの間では、なのかな。それを受けての服部を余所に展開される恋の争奪戦。胸熱だわ~。


 やっぱり、倉木麻衣だよねぇ~




〇最後に
 いや~すばらしかったね。コナンの映画を観るとなんでもかんでもネタにしようと頭をフル回転させるんだけど、今回はその隙が無かった。次観た時に捻り出せるといいな、うん。次作も頼んますよぉ~!!

 ではでは・・・



トリプルX:再起動(2017)

トリプルX:再起動


~こんなんだったっけ?~


〇はじめに
 「ワイスピ」になっちゃった・・・ ってか各所の演出でいろんなアクション映画パクってるよねコレ・・・オマージュ?

 派手さはこちらの方が断然上だけど、これなら「ネクスト・レベル」の方がおもしろかったなぁ~ マイケル・ルーフが良い味だったんだよな。悔やまれるよ。



〇想起する作品
 「サマーウォーズ」(2009)


〇こんな話
 ギボンズ死亡。




〇どこへ向かおうとしてる?
 Xは仲間がどうとかってそんな件あったけ?? まぁアイス・キューブ楽しそうだったからいいや。



 初っ端ギボンズ殺すけど、それってネイマールも死んだことになるからまぁ安心感はあるよね。ワールドカップ?もやってたし。ってかこの人このオチ何回やってる?



 最初の襲撃におけるお前ら誰やねんという敵の力量を測らせるにはドニー・イェンというだけで説得力は十分。それに対してトリプルXはどうだったかこれは気になるところではあるが、まぁ同窓会始めましょうというスタンスは好感が持てる。



 でまぁヴィン・ディーゼルお馴染みとなった手を組まないかと仲間に引き入れていくスタイルね。チーム化と昨日の敵は今日の友というスタイルはちょっと見直しが必要じゃないかなぁ~?

 仮にこのスタンスで行くのであればね、個々の特徴をもっと顕著にすべきだと思うよ。歴代Xの得意分野を明確にするとかね。イチイチプロフィール入れてたけど伴ってなかったからね。

 この作品で好きになれる(なった)キャラいましたか?

 これに尽きるんじゃないかな・・・ いたなら大成功、いなかった人はまぁどうするか・・・


〇最後に
 シリーズ化は別に構わないけどちゃんと「ワイスピ」との差別化は図っていってよね。どうせならクロスオーバーしてくれてもいいよ、とことんやるってんならね。


 ではでは・・・


2017年8月10日木曜日

不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼(2012)

不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼


~因果関係を築く~


〇はじめに
 ガイ・ピアースかっこいいよねぇ( *´艸`)





〇想起する作品
 「完全なる報復」(2009)
 「アウトロー」(2012)



〇こんな話
 弁護士時代に扱った案件、何か裏があるらしいよ・・・



〇因果関係
 愛すべき妻の話さえまともに取り合えない男が招いてしまった事態。目の前の事実すら見ることができなかった男が陥ってしまった事態。凄惨な過去を背負う男の物語。




 VHSにてひたすらに過去のフットボールの試合を観戦する老人たち。もう終わってしまった試合、結果は決まっている。どう転ぼうとも歴史上のスコアボードの数字は動かない。一人はボケているのかリアルタイムだと思っている者がいるが、これはその試合を結果を知らないでリアルタイムで追っている人間と、変わらない結果を知った上で過去を見ている人間という観点の違いの示唆なのだろう。

 競馬におけるオッズの操作。レースの映像を見返すことで馬と騎手の実力を見抜くシーンがある。これは望む結果を導けるよう過去を分析することである程度の予想を立てるということだが、リアルタイムでレースを観ていたのにも関わらず見えていない事象があったという気付きの示唆でもある。

 映画を観るに当たってもこういった事象が無いだろうか。1度目の鑑賞では気付かなかった点に2度目以降の鑑賞で気付くということが。まだ見えぬ結果へと向けた盲目で行き当たりばったりな作品へのアプローチと、1つの結果を迎えある程度の答えを知っているからこその過去を鑑みるという逆説的なアプローチ。問題から答えを導き出すのと、答えから問題へアプローチするのと・・・

 老人たちの会話に、昔なじみの刑事とのつるみに、懐古主義が見受けられるのもこれだろう。昔は良かった、黄金時代だ・・・ この辺りは「ミッドナイト・イン・パリ」を観ていただければと思う。

 競馬の話は単純に賭け事として見るべきか。結果を知っていれば簡単に儲けられるがその結果がわからない。特にモヤモヤするのが絞り込んだはいいが二択をミスった場合ね。結果が出てから逆を選んでいればとひたすらに後悔する。たった数時間、たった数分で雌雄を決するあの複雑な感情。負けたという事実は覆らないのに、半分勝てていたという訳のわからない自信が顔を出してくる。ドツボだ。




 リアルタイムでその都度真実を見抜く、結果的に正しくなる選択をするというのは心底難しいわけであるが、現在と過去とで観点の違いから全く異なって真実が見えてくるという示唆を散りばめ、愛する者を失った過去を背負う男がどう現実に、過去の上に成り立つ現実に目を向けていくのかという姿勢の描かれ方は一貫しておりよかったと思う。





〇最後に
 これシリーズなんだよなぁ~、いずれ・・・




 ではでは・・・




2017年8月9日水曜日

咲 Saki(2017)

咲 Saki


~JK麻雀~


〇はじめに
 おい、金子理江ほとんど空気じゃねえかよ・・・ 星名美津紀はもっと扱い酷かったけど・・・





 いや~でもね、



 この子滅茶苦茶良いね。山田杏奈さんね、メモメモ。






〇想起する作品
 「てんむす」稲山覚也 
 「あさひなぐ」こざき亜衣




〇こんな話
 世は当に、JK麻雀時代。



〇JK麻雀
 百合というより友情押しで普通に少年漫画してておもしろい。



 陽キャも陰キャもそれぞれの個性(キャラ)というところを、ステルス能力なんかが典型だがマイナス面を麻雀という競技においてはプラスに変えることで、1人1人のキャラを輝かそうという試みは素敵。陽の目を見ない人間が一躍脚光を浴びる様はなんとも心躍る。その場の空気や流れにおいて自然にそれを演出する努力も感じられる。そして団体競技という特性。戦いの場においては独りであるが、場内と場外とでのメンバーの繋がりは切れることはなく、仲間で戦っているという盛り上がりも見事。

 ただドラマありきで描かれることは容認するが、明らかに空気で終わるキャラが複数いる。彼女らにも是非もっともっと、いやせめて今はお前が主役だぜという1回ぽっきりでも輝く瞬間を作ってあげてほしかった。





 あとは単純に下心なんだけど。麻雀という競技って言い方は悪いが地味なんだよね。動き、躍動感に欠ける。コスプレ感や心の声に漫画的な画作りはわかるんだけど、それって絵だからこそのもので。折角実写で映画でっていう生の生きた人間で描けるのだからそこをもっと突き詰めてほしかったな。



 正直私のように麻雀なんて興味無えよって人もいると思うんだよね。若手女優掻き集めてるわけだからさ。いやらしいけどその子たちを品定めするというか、一挙手一投足を眺めたいんだよ(切実)。だからこそ先ほども書いたキャラにスポットを当てるということも踏まえ、女の子たちが主役なんだぜというアピールを過剰にやってもよかったんじゃないかな。綺麗に美しく魅せてあげたいって気持ちもわかるんだけどさ、彼女たちにだって代謝はあるわけでしょ。彼女たち以外存在しない世界は大いに歓迎するのだが、もう少し下品に・・・いやエロくというか・・・色香を匂わせるようにだなぁ~えぇ~っと・・・

 エンドロールも彼女たちのオフな姿とか動きが欲しいんだよね。もっと和気藹々な感じを出してほしかったな~。




〇余談
 この子は化けるかね?

 きゃりーぱみゅぱみゅに上戸彩入ってるね。



〇最後に
  ドラマからの系譜があるともっと楽しめたんだろうなぁ~ ちょっとドラマ借りてこよ・・・

 あ~このCMの子ね。山田杏奈・・・





 ではでは・・・


2017年8月8日火曜日

TUBE(2003)

TUBE


~ドンパチできればそれでいい~


〇はじめに
 「西部警察」や「あぶない刑事」の匂いがする。とりあえずひたすらにドンパチすることを考えているというか、いや観ている方は何も考えなくていいわけだけど・・・



〇想起する作品
 「スピード」(1994)
 「ダイ・ハード3」(1995)
 「名探偵コナン 沈黙の15分」(2011)

 「塩狩峠」三浦綾子




〇こんな話
 暴走地下鉄を止めろ!!



〇ドンパチ
 映画としてひたすらに銃弾が飛び交う様を観ているのは嫌いではないが、そこに持って行く上での必然性はほぼ皆無。要人暗殺にも関わらず想定している逃走経路が端から正面突破で付け焼き刃感が拭えないながらもそれを決行するテロリストの無謀さに、完全に包囲しながらも見事に取り逃がす特殊部隊には笑いを禁じ得ない。どうせ当たらないなら銃乱射しない方がいいよ。

 舞台を整える上での前説。列車を緊急停止させるシステムを観せるも、結局止まってはおらず助かった要素が主人公というファクターの方が大きいために、どんなところが襲われているのか、如何に危機管理が徹底されており安全であるのかとするテロリストへの煽りもあまりにもお粗末。

 いやしかし手っ取り早くドンパチやりたいんだという強い意志を尊重するべきなのだろう・・・


 途中「マトリックス」になったんじゃないかと錯覚したよ・・・


 銃弾が避けてくのよ・・・(´・ω・`)



〇余談
 あれ? 岡崎慎司だ・・・





〇最後に
 世界的にとある事件により飛行機の安全神話は崩れ、日本でも昨今新幹線の安全神話が崩壊した。韓国では地下鉄に対して安全神話があったのだろうか?

 ではでは・・・

悪女 AKUJO(2017)

~アクションは爽快~ 〇はじめに  韓国ではこの方はイケメンの部類なの? 〇想起する作品  「ニキータ」  「アンダーワールド」(2003)  「KITE」(2014)  「ハードコア」(2016)  「レッド・スパロー」(2018)...