~外郭~
〇はじめに
マッド・デイモンとマーク・ウォールバーグは互いに間違えられるそうで。
今作の主演ジェレミー・レナーとジェラルド・バトラーも似てるよな~。この2人はまだ共演してないよな??
〇こんな話
「ボーン」シリーズの裏(陰となってしまったところ)で起こっていたこと。起ころうとしていること。
〇総評
ジェイソン・ボーンを中心に組織の陰謀にアプローチするのではなく、ジェイソン・ボーンもただ歯車の1つに過ぎないという見方がメインであるので、どうしてもシリーズにおける補足説明に重きを置きがちになっている。小から大へのアプローチではなく、大から小へのアプローチ。というより大を見せたいってな感じか。
「アイデンティティー」「スプレマシー」「アルティメイタム」とシリーズ通してやった、個が巨悪に立ち向かうという構図。とある(限られた)情報を基にピースを繋ぎ合わせ、紐解いていくカタチとは少々異なり、とりあえずザックリと概要を見せたい気概を感じる。新事実の発覚により真相が究明されていくのではなく、今までに築いてきた枠組みに足りないピースをはめていく作業。それがこの映画内だけで完結するものではなく、シリーズありきのものであるが故にどうも単調に感じる。
うまく説明できないが、ジェイソン・ボーンというピースから眺めてパズルの完成形を思い描いていたのが、もうすでにパズルの外郭はできており、そこにピースをはめていく感じ。シリーズを踏襲したカタチではあるわけだが、どうも散漫になっているのは否めない。
「ボーン」シリーズということで、ジェイソン・ボーンという存在ありきではあるわけだが、それが功を奏した3作目までと、それがネックとなってしまった今作という印象を受ける。
しかしこの作品にて1つシリーズの締めくくり(補完)としているのは総じて良かったところか。
〇最後に
こっちもシリーズ化されるんかな? そしていつか本シリーズとリンクするのかな?
ではでは・・・
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