2016年10月26日水曜日

スペース・ライン(2012)

スペース・ライン


~終わりよければ~


〇はじめに
 いつできるんだろうか、宇宙(軌道)エレベーターは・・・

〇こんな話
 宇宙エレベーターの開発競争における女スパイの苦悩。



〇終わりよければ・・・
 各セクションに専門家を配置し共同で宇宙エレベーターの開発に取り組む企業と、ラボ1つで他分野のデータは余所から頂戴しようという企業の攻防。

 結果的にジャンがいたからってな話になってくるのかな。各分野に専門家がいようともそれを最終的には集約しないといけない。これが難しいところで、整合性や調整がデータだけでなく人間で図られなければならなくなる。それを考えれば後者がそれをスパイを使って他企業のもので人員を割かずにやろうとしていたのは何とも効率的だ。

 ジャンが潜入後に各セクションの案内が為されるわけであるが、これはどこかバラバラな人間たちを描くということだったのだろう。それを彼女が繋いでいく。潜入先の企業とスパイを強いられている企業との両方でだ。片や人を繋ぎ、片や情報を繋ぐ。彼女はどちらも選択できた。両方選択することさえできた。ここが彼女の葛藤の中で大きな選択を迫られるところで、だからといってそこまでの彼女の苦悩の部分がうまく描けていたかと言えばそうでもない。

 ただ彼女は綺麗だった。




Catalina Soto-Aguilar Kind








ざっくりと・・・

 1人の女を巡りまとまろうとしていたところ、彼女の裏切り行為の発覚によりバラバラになりかけたところ反骨心と彼女を守るために再度力を結集する話だった。



〇最後に
 これ何かシリーズなんか。同じメンバーで何個か撮ってるみたいだな。

 邦題:「スカイ・アポカリプス」 原題:「THE PHOENIX RISES」

 邦題:「エンド・オブ・アメリカ」 原題:「SONS OF LIBERTY」

機会があったら見てみるかな。


 ではでは・・・

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