~感謝~
〇はじめに
この手の話は基本隕石の衝突と人間同士の衝突を照らし合わせ苦難を乗り越えた先にめでたしめでたしを見る。この作品もその一つ。
〇こんな話
隕石に見舞われたとある街の住人たちの奮闘記。町長が常に最前線で体を張る。
〇感謝を忘れずに
街の至る所に身の周りに死んだ息子の影を感じる。それをプラスに捉えるかマイナスに捉えるか。死を嘆く、受け入れられない、負い目を感じている・・・ それぞれに悩みを抱えているが共有できない、塞ぎ込んでいる家族を中心としている。
何かきっかけが無いと本音で話し合えないことってありますよね。普段抱え込んでいることが今なら言えるとなる時が。酔った拍子に口が滑るなんてこともあるでしょう。その場の雰囲気に流されてペラペラと。そのきっかけがこの作品では隕石の衝突。
息子の死にしろストライキにしろ過去や今を嘆いていたわけで。それが隕石の襲来で今を、いやこれからを見つめなければならないと、いがみ合っていた町人たちが立ち上がり協力する。しかしそれこそが過去を振り返ることにも繋がり、だがしかしそんな困難を乗り切ったところで助かるかどうかは運次第。神のみぞ知る。
いやいやそんな辛いときだからこそ皆で協力し助け合いましょうと、感謝しましょうと。そして何より家族を見てあげてください大事にしてくださいと。下を向く必要はありません。運命は切り開かれるものではありません。我々が切り開くものなのです。そんなありがたいお説教映画に落ち着きます。
〇メモ
1908年の空中で爆散した隕石とあるがこれはツングースカ大爆発。
なんか花火みたいだったけど・・・
〇最後に
何事も無かったように日常に戻っていたが、ツングースカはどうなったんでしたっけ??
あれ? もしかしてこれって実は全員死んでるオチなのかな。違うよね?
ではでは・・・
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