クライモリ(2003)

クライモリ

～ド田舎～

〇はじめに
　終始暗い森なのかと思ったら別にそうでもないんだね。むしろ明るい森だったな。

〇想起する作品
　「サヴァイヴ 殺戮の森」(2006)


〇こんな話
　主要道路が事故により渋滞。抜け道使おうっと。あれ？なんか道が分かれてる。こっちだな・・・



〇奴らはナニモノなん？
　ロッククライミングにて、「誰か助けて」と叫んだ彼女に、「こんなところで誰に助けを求めたの？」と彼氏。これからこんな状況に見舞われる連中がいますよということですか。

　なんかようわからん３人組？に襲われるわけだが、最初に突然変異がどうとか言ってたから何かしらの実験で生まれてしまったものなのだろう。近親交配だけではここまで行くのは厳しいんでないかい？ いや突然変異と括ってしまえばそれで許容されるのか。いやいや彼らの姿こそが長年の歴史を物語っているのか。それとも彼らが人を襲うようになった経緯が他にあるのかどうなのか。これは続編がやたらとあるから解明されていくのかな。その過程で彼らが加害者なのか被害者なのかという展望もできたりするのだろうか。

　ラスト給油所のおっさんがこの車を観て閉じこもるわけだが、

 　これ知ってたってことなんだよね。奴らの存在を。何か最初主人公のあいさつに対して「お前もな」的なこと言ってたし。

　で、この地図に関してなんだが・・・

　これ人気が出たことによってのシリーズ化っぽいから、この段階ではどうとでもとれるようにしたんだろうけど。

　彼らの縄張りということで、勝手に余所の連中が邪魔しに入ったことで狩られたのか、この給与所において獲物を招いている（生贄的な慣習がある）のかというところが問題なんだよね。それを踏まえ、この田舎という特有の匂いというか、その土地の暗黙の了解というかなんというか。この雰囲気に浸らせるのは絶妙だったな。



〇最後に
　私もよくありますよ。知らない土地でいろいろと探してたらここどこ？っていうパターン。とりあえず進んでみるとさらに迷ってしまうや～つ。あ～怖い怖い。


　ではでは・・・