~鮮度~
〇はじめに
つ、つまらない・・・・ ぜ~んぶどっかで観たことある。焼き直し感満載。新鮮味がまるで感じられない。もったないな~、せっかく前作テンポ良かったのにな~。確かに物語の転換点としてどこかで立ち止まる必要はあったのだけれどね・・・ このおそらく意図せずしてってのがな~、イタイよな~。こんな設定無かっただろってのが流せなくなってるんですよね~。あいたたたたたたた・・・
〇想起する作品
「バイオハザード」シリーズ
「28日後...」(2002)
「28週後...」(2007)
「CUBE ZERO」(2004)
「アイランド」(2005)
「アイ・アム・レジェンド」(2007)
「エンダーのゲーム」(2013)
「コロニー5」(2013)
ゾンビ映画全般ですかね・・・・
「猿の惑星」なんかも近いかもしれない。
〇こんな話
スイーツ店をハシゴするお話。
・・・デザートランナー、なんちって(テヘペロ)
〇既視感
前作で迷路を抜け出した時点で、外の世界の説明がWCKDによって為されていた。ウィルスに汚染されたと。うんたらかんたらで実験を試みていると。ここに謎解き要素をもたらし今作はそれに向けてメイズランナーすると思いきやそうでもない。そもそも説明の時点で、彼らは嘘をつく必要がない(正確には真実を全て語らないってなことなのだが)。ただ事実を述べるだけで、青年たちは協力してくれる状況な訳で。それを考慮した鑑賞者の多くは、今回晒される状況を前作の最後ですんなり受け入れていたことだろう。終始想定の域を出ない。故につまらなく退屈に感じてしまう。ここに製作者は気付くべきだったのではないだろうか。どうせなら前作で示唆はせず、今作で初めて外の世界を晒した方が入りやすかったように思う。
そしてまぁ話の流れが粗い粗いと。いやこの粗さこそが良さであり、ランナー要素を際立て唯一緊張感を与えていたのだが・・・・・耐えられない。キーワード、フラグ、これまた全部が大したことないのなんのって。
・高所のガラスピキピキ
・暗所でのゾンビックリ及び戯れ、飼育
・谷における狙撃
・女狩人(狙撃手)
・集落における快楽パーティ
・・・・その他もろもろ
この辺の演出はもう使われすぎてカピカピよ。鮮度は落ちてるは、こちらの舌(いや目)は肥えてるわで。真新しさが無けりゃ緊張感はつなぎとめられまへん。
〇疑念
最初の母親との別れの画から何をこの物語に散りばめたかったのか?
前作からの同世代の者たちからの信頼(承認)。ここに裏切りや大人たちが絡んでくる。そんな中ゾンビは何の象徴だったのさ。迷路が大人たちに管理された環境下ってことで、その支配から逃れた先、無法地帯ってな対比だったのだろうかと。今までの常識が通用しない世界。迷路の中の集落から、迷路をさまよう、そして外の世界ってな具合に段階を踏んでいたと捉えるべきなのか。さらに酒や女の味で大人の階段登るってか? 自爆スイッチは自らでこれからの人生を選択すると。そして生を全うする上での犠牲や代償ってなお話なのけ?
ま~、少年たちが成長するってなところでオチつけるんですけどね・・・
前作は若者たちとの比較対象がいなかった、描かれなかったこともあるのだろう。今作はどうも、若者たちを引き立たせるために大人やゾンビ(クランク)がわざと手を緩めている気がしてならない。単に舐めているのか、カバなのか。いや、彼らは実は導き手だったとして次回何かしらの秘密が明らかになっていくのだろうか・・・・教育方針だったと・・・スパルタだったと・・・・なわけないだろう・・・
最後本気でイラっと来たんだけどさ。あいつら何しに襲撃しに来たの本気と書いてマジで。効率悪過ぎるんだよ。捉えた奴は戦闘不能にしとけよ。煮え湯飲まされた(誤用)の忘れたのかよアンポンタン。あと出しゃばり博士ね。面と向かう必要あったかよ。最初の連絡手段観せた意味何も無いやん。足手まとい一々現場連れてくんな、迷惑なんだよ。
〇最後に
次どうしようかな~、この分だと観なくてもいいなと思ってしまうな・・・観るけど。いやほんっと期待外れ。もったね~。
ではでは・・・
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