~思い込み~
〇想起する作品
「メイズ・ランナー」
「ハンガー・ゲーム」
「Fate/stay night」
〇こんな話
記憶喪失者10人での殺し合いゲーム。生き残れるのは1人。1時間に1人を殺すか運営が始末するそうな。そして殺す際には中身が誰なのかという照合が必要。もし間違っていれば死。はてさて・・・。
〇騙される心理
疑心暗鬼の要素。偏見や差別が大きなところか。性別、人種、宗教、趣味嗜好。あと時間差トリックか。外身と中身の照合がものすごい曖昧な要素ではあるのだが、ルールを決められたことによる彼らの思い込みがキーとなるからまぁ・・・。
ってか最初のおじいちゃんのシーンいるけ? 技術やシステムの説明だけのためだったらゲームのルール説明のところだけで良いよな・・・? 不安を煽るように観せるはずが、最初の現実世界におけるプレイヤーが見えることで折角の面白味が半減してるよな・・・? と思っていたら、あ~そういうことねと。疑心暗鬼の要素(詰まるところの思い込みによる固定観念とでもいいましょうか)が最後プレイヤーを騙すというところにつながるから、最初と最後で比較する画は必要不可欠。宗教とかもなんか絡めてたしな。人は何を見ているのかと。あたかもそうであるかのようなものを見せられ体験させられ続けていたのなら信じ込まされるのも無理はない。刷り込みや洗脳ってな言葉が適当なのかな。
実は最初の若返りの技術の説明も形式ばったカタチを見せるという刷り込み手順のひとつなんですよね。納得とまではいかないまでも、ありそうだな~と思わせる。そこに勝手に拍車をかける、補填するのがエゴだか欲望ってなもんで。この作品で言えば年寄りが若さを求めるがめつさってなところ。
結局10人いたのかも怪しくなってくるわけか。まぁいなかったのだろう。彼らの目的がお金儲けだけでなく、彼らの何らかの被害者であったとかの背景も欲しくあったけど、謎の余韻を残すならこのくらいでいいか。
何はともあれ、ちゃちさがひたすらに気になる方は最後の騙され度合いもどうでもよくなると。な~にがリアルだ、プレイングだ、ゲームだ・・・と。刷り込みのところがそんな人たちには機能してないわけですからね。ただの中だるみにしか感じないでしょう。
まとめると誰も死なず、誰も動かず、お金が移動しただけの作品ですからね。
〇最後に
間をもたせるためでしょうけど、色恋沙汰があったりなかったり。着衣が好きなのね。年寄りに「若さ」というテーマを売ってるんだからもっとね~、堪能したかったですよね~。もっと遊んでからでも良かったでしょうに、殺し合いは。最後運転手でも口説けばまだおもしろかったよ。最初に谷間強調してたのにな・・・。ってかゲームクリア後にそんなのにすら反応しないということが全てなわけなのか?? まっいっか。
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿