~トロピカル~
〇こんな話
キャロラインという、取り巻きにおだてられて気持ちがアゲアゲしている女性がいました。っとそこに、意中の人からデートに誘われてさらに気持ちがアゲアゲ状態に。この思いは天にまで昇りそ~、と。そして合体。新たな・・・
〇原因
海底火山が噴火したことで、海水温が上昇。それにより上昇気流を誘発。その上を熱帯低気圧が通ることで加速的に発達すると。
溶岩の熱により空気が暖められることで、二酸化炭素を介してだか二酸化炭素の濃度が上昇し、気温の上昇が成層圏に達することで上昇気流が発達。
・・・ふむふむ、さっぱりだ。
海底火山により二酸化炭素が吹き出し、それにより空気中の二酸化炭素濃度が増加し温暖化。その熱により成層圏にまで到達する上昇気流が発生。ということではないのか。いや海底火山の噴火がキャロラインのくる前から起こっている長期的なものであったらしっくりくるのだろうか。いつだか気温の上昇と二酸化炭素濃度の増加はある程度まで行くと連鎖的に反応するのは問題視されているとか読んだな。温暖化の暴走だったか。でもそれは別の要因も絡んでくるのではなかったか。水蒸気自体が温室効果ガスだから、海水の蒸発でも温暖化が進行するのでは・・・。規模がでかすぎる現象はわからんな。原因が絞りきれん。
・・・要は・・・超巨大ハリケーンが起きます。
〇余談(吹替や字幕の翻訳についての比較など)
●低気圧について
「Tropical Storm」
「Tropical Depression」
の両方を熱帯低気圧と訳している。
最初の場面でもう熱帯低気圧(Tropical Storm)になったのかと、ハリケーンが弱体化したことを示す台詞。後にまだ熱帯低気圧(Tropical Depression)だから目が無い、ハリケーンになりつつあるという両者の台詞を比較した場合の意味合いが若干異なってくる。
弱体化: ハリケーン ⇒ 熱帯低気圧(Tropical Storm)
発達 : 熱帯低気圧(Tropical Depression) ⇒ ハリケーン
風速における表現は
[ TS(最大風速34kt以上48kt未満) > TD (最大風速34kt未満)]
となる。この境界が日本における台風か熱帯低気圧かの違いとなる。 日本と海外とで基準がちと異なる。
・ハリケーン
熱帯低気圧の内最大風速64kt以上
[ハリケーン>TS>TD]
・台風
最大風速34kt(17.2m/s)以上
[台風(TS)>TD]
つまり、日本語では表現しようがないということですね。
●エネルギーについて
劇中の地震M9.2に対してロマプリータ地震の数100倍と言っている。セントへレンズ火山の2倍とも。
ロマプリータ地震M6.9だか7.1 その差2.1~2.3 マグニチュードが1違うとエネルギーは32倍違うそうな。M2違うと1000倍。数100倍は許容範囲か。
地震のエネルギーの換算値として原子爆弾を用い比較している場面。吹替では10万個分とし、字幕では1000個分と。
――英語聴きとれんな。――
ウィキペディアを参照し、比較してみる。
原子爆弾は5.5(8.4)×10の13乗Jのエネルギーを有するらしい。マグニチュード6(6.3×10の13乗)の地震とほぼ同等のエネルギー。M9.5が1.12×10の19乗J。その差10の6乗か。10万個分だな。
〇最後に
なんかまともだったな。
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