~導入をもう少し考えるべき~
〇はじめに
エンディングがMAN WITH A MISSIONはネタ?
〇想起する作品
「SAW」
「LIAR GAME」
〇こんな話
ルール解釈に関してはもう少しじっくりやってもよかったかな。
〇シュール
せっかく動く画で観せられるのだからその動きというものでもっとシュールさを追及してくれないと・・・。有村架純はその辺わかってそうだったから、最初に彼女の動きをひたすらに映し出しとけばよかったのに。そんな彼女もなんか持病持らしくさっさと寝転がっちゃうし・・・ というよりここを見せ場としても良かったんだよな。薬を飲ます件でもっと捏ね繰り回したりさ。そっから中の架純ちゃん観せたらパーフェクトよ。なんだどっちも可愛い~ってさ。ギャップってのはさ、どこかしらでギャップが無いから活きるのよ。
彼らの真面目なやり取りが、命を賭けたやり取りが、なぜか可愛らしく見えてしまうという、この違和感を最初に演出するからこそゲームの恐怖が浸透するんだ。最初の犠牲でインパクトが出るんだ。
ここはもうちょっとはだけてもよかったよな~
殺り合うことになるゲームの暗さに対してのギャップがひたすらに足りない。せっかくの着ぐるみが画面が暗くてよく見えないし、ここはむしろ妙に明るくてもよかった様に思うがな。
それに着ぐるみももっとわかりやすく見えやすく映えやすく可愛らしさに拘った方が良かったんじゃないかな。目をクリクリな大きなお目目にするとか、舌出してるやつがいたっていいよ。何なら尻尾生やしたっていいじゃない。逆にアニメチックではなく妙に作り込んでる感を出したって良いんだよ。そこまで再現します??みたいなさ。
どっかしらで、ほんとに一個で良いんだよ。一芸観せてくれないと、まずはそちらに意識を集中させないとその後の展開におけるドラマってのは見えてこないんじゃないかな。
要は糸口を作ってほしいのよ。そして段階を踏んで欲しいのよ。ただ着ぐるみを脱ぐとか鎖が外れるとかいった形式的なものじゃなくよ。我々の現実に落としていく過程を。終始視点が変わらないんだよね。こいつら何馬鹿やってんだろってところからさ・・・
隣の人間の投票を操作できそうだとして観せるのもダメだよね。誰に投票したかを監視し合いながらってやり方もできたわけだし。むしろそれを描くことをするって思ったんだけどな。
人間が生まれながらに有している七つの大罪に始まり、どちらが加害者でどちらが被害者だの誰が悪いだのという話題を出したりと、なかなかおもしろいところに突っ込んだんじゃないかと思わせつつも、やはり導入のところなんじゃないかな問題は。自己投票と数合わせってところも活きてないよ。
罪の重さを天秤にかけるという評決法。その裁いた者たちが生き残りまた自らで天秤にかけられる。篩にかけられていくことになる。より悪だとする人間を排除していったとして、では残ったものはいったいナニモノになるのか。これが現実世界においてどのように影を落としているのか・・・ 展望できる作りであるのだろうか・・・
〇最後に
いや~つまらんかったな・・・ 架純ちゃんも終始ボケてるし。
ではでは・・・
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