監修:テリー伊藤
~ せ~か~い~は~♪♪? ~
〇はじめに
ちょこっとした会話から関係性や状況を示唆させるのはさすがだよな~。笑い取ってくるし。これがジャポンのアクション映画に足りないところだよ。
この感じは字幕翻訳者がいるからなのかな? ならば日本の映画にも翻訳者をつけるべきだと思うんだ。
〇想起する作品
「もののけ姫」(1997)
「ペントハウス」(2011)
「インター・ステラー」(2014)
〇世界
有機組織の縮小実験においてヤギが出現した時に「ネズミは?」と言わせたのも意味があったのが素敵だった。実験の段階として、だんだんと大型化だったり人間の組成に近い被験体で実験を行っていくわけだが、ネズミ(ラット)はその中でも最低順位。
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解剖したことあるけど・・・。あれですよ、何10匹と実験前めちゃくちゃ動きまわってたのがぐったりと。磔にしてさ、それをちょきちょきと腹搔っ捌いてさ・・・、あ~もう思い出すのやめよ。
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それがアントマンになったら・・・わ~お!と。人間の大きさにおけるそれぞれの命の価値観。「人間>ヤギ>ネズミ」を意識させる。さらにはアントマン視点による戦いと、娘の目から見る戦いとってなところと関係させて笑いもとってくるし。アントマンと人間の世界の対比というか堪能させるのがお見事。それがまた量子世界だかっていう我々人間の考えには到底及ばない世界へ・・・・
いや~、よくつなげたな~魅せたな~。 愛が超越的なところも浪漫だね。それを思うと最初の刑務所での出所祝いの殴り合いにも意味があったのかな。明らかに最初主人公リンチされてるだろっていう構図が、実は祝福されてのものだった。恒例の儀式だった。ひょろ男(とまではいかないが)が巨漢に殴られている画。これをどう捉えるかという1つの思い込み、固定観念、偏見・・・に目を向けさせると。
〇余談
最後の件はファルコンと博士のアプローチの違いなのか。いやアプローチする方法は同じでも、用いる手段が違うと。別に回りくどくやらなくてもってな話なのけ?。アベンジャーズは正攻法と。会いたい、と、わざわざ盗ませる。それとも手合わせした時に何かあったけ? 単に回りくどさからの実は単純ってなネタなのか・・・。
〇最後に
ウルトラマンやら〇〇戦隊、〇〇ガンダム、巨大化に馴らされている人間ですけれどもね、これはおもしろかった。
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