~理解・分解・再構築~
〇はじめに
扇風機に私はなりたい。いやタオルになりたい。・・・・・もうシラスでもアジフライでもいいよ。そうだ、サッカーボールにしよう。
〇こんな話
3人姉妹が4人姉妹に、家族になります。
〇相違点
兄弟、姉妹の感覚がわからんからアレなんだが・・・
個人的にだが、正直なところどこか上辺だけ、仮初な関係に見えてしまっていた。しかしそれが良かったのだろう。すずがどこか疎外感を感じている様子や、だんだんと馴染んでいくだけでなく、姉妹でありながらも公私が存在し、衝突を繰り返しながら関係を築き深めていく。
その関係を深めていくそれぞれのエピソードが浅いというか軽いというか。しかしそこを親子や姉妹、及び関係者との相違点を示していくことで補っており、何ともうまいと感じてしまう。そしてそれを意識させようと、姉妹の中で容姿や性格において似ているという単語序盤に散りばめている。それが頭にあることで、それぞれの人物の関連性に目が行くのである。 それぞれのキャラの違いや共通点を見事に描いていると思う。バックの持ち方とか歩き方ね。それを4人同時に映してたりするんですよね。母と娘の関係もね。
〇世界
こういう作品を観る度に思う。世界はいつか終わるのだと。
人と人との関係は築いて、壊して(壊れて)、そしてまた築く(修復する)。これの繰り返しだ。世界は開き、一旦閉じる。幸せな時間は永遠には続かない。そして同じ幸せなど無いのだ。
閉鎖された関係ならば、関係は常に良好な方向へ向くかもしれない。しかし人は時間とともに変化する。そして新たな人を輪に含めていく、新たな輪に飛び込んで行く必要がある。
某錬金術師漫画で言われている、理解・分解・再構築がとてもしっくりくる。
〇余談
なぜ私は扇風機ではないのかという哲学。
とあるシーン、風を送っているのが私でも良かったはずだ。 扇風機とは何なのか。
まず私でも風は送れます。道具を使えばもっと強い風を作り出せます。その上で本体が熱を持ってしまうことは何ら変わりはありません。
扇風機より優れているところだってありますよ。冷ます対象をこちらで把握し即座に対処できます。弱・中・強以上に細かく風の強度を変更できます。表情や体の状況をまじまじと観察し、お望みの風を送ることができます。すいません対して強い風は作れません。首振りなんてこちらでやりますよ。移動も手を煩わせません。コードレスですし。電気代だって掛かりませんよ。しまった~、私が扇風機でないことを決定づける事実か~これは・・・。扇風機、「機」って言っちゃてるもんな~orz
〇最後に
すずちゃんの雰囲気がとても良かったのだが、個人的に夏帆が特に良かった。この姉妹や家族における干渉役、調整役が堪りません。カレー食いたいな~、ちくわだっけ。
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