~誘拐女児~
〇はじめに
「世にも奇妙な物語」風だなぁ~とは感じたがそちらでも活躍されてる監督だったのね。ただ長編映画向きではない作りというか、30分未満枠で描けていれば全然異なって見えてくる作品だと思う。
〇こんな話
誘拐女児逃走中につき。
〇誘拐女児
イマイチ誘拐した女児の立ち位置が不透明。そもそも、
・死んだ女児を誘拐したという体
で進めるべきなのか
・少女の生死が不明確であるという体
で進めるべきなのかの判断がつかない。いやその不確かさが要なのだろうが・・・
1組の男女がどういう経緯で誘拐に至ったのかが明かされないまま誘拐が完了しているという話から、学校という舞台において繰り広げられる人間ドラマ(過去回想及び過去清算)への流れはまぁまぁまぁ・・・
そこに行き着くまでに彼らの誘拐に繋がるだろうもう一つのパートが描かれるわけだが、生死不明という生と死という状態のギャップと、1年前から行方不明であるとしている時間的な隔たりとで、誘拐女児像をひたすらに曖昧にする意図はわかるが、想像していた方向ではない面で繋がりを見せたいとする話で奥行きを見せようとする試みは、間延びしているというか正直どうでもいいとも思えてしまう。誘拐女児を通した2つのパートの繋がりが何とも浅はかというかね。
これならば人違いの件は最後まで引っ張るか、逆に最初に明かすことででは誘拐したこの子どもはナニモノなのかというところを掘り下げた方が良かったと思う。
prayといのもどこに掛かってくるのかもよくわからなかった。
〇最後に
私はナイフになりたい。
ではでは・・・
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