2017年6月20日火曜日

メカニック(1972)

メカニック



~ルール~



〇はじめに

 ジェイソン・スティサム主演のリメイク作品に出てくる言葉だが、オリジナルはこの言葉ががしっくりくるね。その男の生き様ってのはやはり語るよりも体現してこそだよね。



〇こんな話
 狙った獲物は例え息絶えようとも殺る。
 




〇ルール
 最初に描かれる殺しにおいて、綿密な下調べから周到な準備が為されていくわけであるが、これを描いているからこそ、彼という人間を描けているからこそのラストなのよね。それに尽きると思うな。





 気になったのだが・・・




 これって何なの? その時代の流行り? 空手ブーム巻き起こったの?

 主流と亜流の話があったが、その道におけるプロみたいな話なのかな。殺し屋としては主人公は超一流だけど、空手においては勝てない人間がいる。それはなぜか。ルールの存在である。

 空手という共通のルールの下戦っていた2人がいたわけだが、亜流の奴はそれの裏をかいていた。ルールを破ったわけだ。しかし何にせよ結果的には勝った方(生き残った方)がルールとなる。歴史上の人物にて補完が為されている。英雄扱いの連中も人殺しだとか何とかとも言っていたな。

 これが交わるはずではなかった2人の師弟関係へと活きてくるのか。死して尚彼のルールの内だったと。そらそうよね、叩きこんだのは師匠だし。


 結論、師匠は偉大。死して尚偉大。


 いや、その先までを見越すのか。勝った者がルールであるわけだがその際のルールの変更と再構築と・・・。新ルールの適用・・・かな。歴史を築くということは・・・ってなところまで。



〇最後に
 ところどころ時代にノレないところがね、あるよね・・・


 ではでは・・・



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