~泥棒から盗む者は・・・~
〇はじめに
あちらさんの情勢がわからんとね・・・、ピンと来ないのよね。でもどこの国も政治腐敗に変わりが無いことに共感できてしまうのは悲しいね。
〇想起する作品
「インサイド・マン」(2006)
「クライム・スピード」(2014)
〇こんな話
表から入り裏口から出るはずだった。
〇泥棒から盗む者は・・・
作品の展開の起点となるべきだろうところが杜撰に感じてしまうのよね・・・
銀行のシステム上(というより警報機が鳴らなくなってるってな話なんだけど)その日で無ければならなかった、その日が一番成功率が上がるとするのはわかる(まぁ速攻で通報ボタン押されちゃうんだけど・・・)。
でもね、そんなことよりなにより一番に確保しておくべきは確認しておくべきは退路でしょうが・・・ それがいざ本番ってなって逃げようとしたら冠水してるぜベイベ、じゃないんだよ・・・ 事前に確認しておくか、退路に1人でも人員を配置しておくべきだよね。
だからここは銀行内部の者が確認して(ノ∀`)アチャー、とするのではなく、内部の者とは別視点で退路を確保する人員を置いて(ノ∀`)アチャー冠水してはるんやけど(;´д`)トホホ、として内部と通じるというカタチで観せた方がまだよかったよね。これじゃ入念な計画ではなく、全員で無鉄砲に突っ込んだってのが際立ってしまうよね。
で、何がしたかったんだろうかってな話なんだよね。
強盗の中でも狙いやボスが違っていたというのがあるわけだが、事前の計画や下調べの段階との状況の変化に始まり、情報の差異ってのが何かと描かれている。1つそれの究極が冠水であった。誰にも予想できなかったと。
これが響いているわけだよね作品全体に。警察と強盗との攻防に介入してくる輩も交え皆捉えている情報が違う。捉えられる情報が違う。その捉えている情報により想定される事態に向け起こす行動が異なってくる様を楽しむわけだが、逆に同じになる様も観せられる。ハードディスクの消去の件は笑った。もし知っていたらそんなことはしなかった。
そんな中一番に状況が把握できていない人質が一番の被害者であるわけだが強盗たちは彼らには割と親切なんだよね。銀行員には暴力振るってるけど。
ここなのかな。何も知らない、知らされていないままに振り回され不利益を被っている人々がいる。それを良いことに大手を振って歩いているヤツらがいる。強盗事件においてこの構図を逆転させて観せていることになるよね。強盗側がはったりをかましそれに踊らされざるをえない。
原題にもある「泥棒から盗む者は・・・」という諺?がとある場面にて挿まれる。銀行に金があるってことは余ってるってことだと。だから必要な人が使うべきだと。本当に必要としている人間にお金が行かない回らない格差と、自分たちの行いは棚に上げ好き放題する政治家たちと。こんなところを受けるとスッキリできる仕上がりなのかな。
これも多分なんか意味があるんだよねきっと・・・
〇最後に
「人生スイッチ」というぷっつん映画が大ヒット?したようだけど、政治不信に始まりいろいろと我慢の限界に来てるのかな?
ではでは・・・
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