2017年6月13日火曜日

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013)

ワイルド・スピード EURO MISSION


~ドラゴンボール化~


〇はじめに
 今回のはおもろかった。ドラゴンボールのノリだよね。典型的な少年漫画。昨日の敵は今日の友、明日の敵は明後日の友・・・といった感じに敵を味方に引き入れていくスタイル。そしてより強大な敵をまた相手取る。レースしかないんだという話はどこかへと行ってしまったがまぁ。



 あ~そうそう、滑走路滅茶苦茶長かったけどあれはいつまでもドリブルしてる「キャプテン翼」へのオマージュだよね。



〇想起する作品
 「ダイ・ハード2」(1990)



〇こんな話
 はぁ~めぇ~、ハ~メ~・・・






〇ドラゴンボール
 今までファミリーのためという名目で自分たちが良ければ全て良しとして他人様の迷惑を一切省みることなく破壊と殺戮を繰り返しひたすらに奪う側だった者たちが、今度は奪われまいとする守る側へと姿を変える。今回敵対するチームと同様の事をしてきた経緯、彼らの生き様を散々観せられたシリーズがあってこその、同じ思考に辿り着く対抗勢力としての説得力は抜群。



 今まではチームがとある組織(巨悪としておくか・・・)に立ち向かうといった流れだったのに対し、今作はチームVSチームという戦いになっており、ドミニクをはじめ対称的なキャラクターたちが描かれることで対立構造がよりはっきりとしたカタチ。

 なぜかペラペラと秘密を喋り出したり、なぜか正面から正々堂々と戦いたがる、ドミニクたちに都合の良いような悪者像も、疑問よりもアクションへと持って行きたいわかりやすさ先行で特に気にならない。

 4作目から始まった因縁に決着を見るものの、3作目へと繋がりを見せることでさらなる因縁を吹っ掛ける繋ぎ方も、「オラワクワクすっぞ」である。





〇最後に
 次回、最恐のハゲを決める戦いが幕を開ける。





 ではでは・・・


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