2017年12月20日水曜日

リヴォルト(2017)

リヴォルト


~画は良いよね~


〇はじめに
 へ??


〇想起する作品
 「アライバル」(1996)
 「宇宙戦争」(2005)
 「ターミネーター4」(2009)
 「スカイライン 征服」(2010)
 「スティールワールド」(2014)
 「テイキング・アース 地球侵略」(2016)

 「フォーリング スカイズ」



〇こんな話
 侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!





〇なんか半端なんよね
 ナニモノかと戦う兵士たちの姿のみが描かれ、そのナニモノかは映し出されない。途端に場面は変わり男は記憶喪失になっており、同じく檻に閉じ込められた女はそのナニモノかに侵略されたと言う・・・

 こういった見えないわからないといった真偽不明なところがウリなのかと思いきや、意外とあっさりと敵は姿を現す・・・ へ? 割とバンバン出てくるのよね・・・ 結局何のこっちゃ?とわからないことばかりであるにも関わらず、思いの外エイリアンたちが出しゃばりという中途半端な感じがどうもおもしろくない。

 敵の姿をある程度まで描かなければそもそも本当に侵略されたのか否か?エイリアンはいるのか否か?どんな陰謀なのか?といった疑問を混在させ世界観を定めるという工程を踏ませることで緊張感も持続しただろうに、早々に敵の姿を描いてしまうし、侵略という前提の裏付けとしてだろうエイリアン狩りの描写により、人類VSエイリアンという対立が確立した世界であると言ってしまうから、鑑賞者の興味は侵略の目的は?という一点に移行してしまう。そんな序盤に起きてしまう興味の移行を余所に男女のロードムービーをひたすらに観せられるもんだからなんともダルくも感じてしまう。興味の持続として主人公の謎を引っ張るがそれも「あ~だろうね」の範疇。




 まぁ侵略された前提でしかし状況はよくわからないというそんな中でも戦わなければならない、いやどうやって戦っていくのかというお話なのだろうが。。。

 エイリアンと思しきモノたちのCGや造形が見どころというのは頷けるが、結局そういった画を魅せたいとする意志が先行し過ぎているが故に招いた事態なんではないか、このどっちつかずな感じは。




 記憶喪失、女性の存在、名前(名付け)、女性喪失、記憶を取り戻す、これらの要素が何かしら意味があるんだろうけどさっぱりわからん。

 独りの男の確立が、人類の反撃の烽火というか奮起蜂起に繋がるみたいな感じかな。

 まぁ各々感性は違いますからね。何かしら状勢が絡んでいるのかもしれませんし。



〇最後に
 「10クローバーフィールド・レーン」(2016)、「EXO<エクソ:地球外侵略者>」(2016) 辺りを狙った方が良かったと思うけどな。でもなんか可能性は感じるよね。


 ではでは・・・

2 件のコメント:

  1. 最近暇になり、家で映画でも見ようと思っていろいろ調べていたら、偶然このブログを見つけました。コメントとてもユニークで楽しく読ませていただきました。私は映画初心者なので、なにかおすすめの映画があれば教えてげもらえるとうれしいです!もうすぐクリスマスということもあり、恋愛ものを教えてもらえると一人きりのクリスマスイブも乗り越えられそうです。雨を雪に変えてください笑

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  2. 息子の瞳さんコメントありがとうございます。

    私は恋愛初心者なので…(笑)、いえ人それぞれ好みの問題もありますので一概におすすめというのは難しいのですが、最近(…といっても去年ですが)私が好みだったのは「好きにならずにいられない」という作品です。グンナル・ヨンソン演じるフーシという男の見かけによらない手先や心の繊細さがとても愛おしく描かれていました。まぁただハッピーエンドとは素直には言い難いので何とも・・・

    観たいと思う事や楽しむことが大切だと思うので、好きな俳優さんを目当てにとっついていくのも良いのではないでしょうか。寒さ寂しさが一層増すことで雨が雪になりませんよう…、素敵な映画に出会えると良いですね。

    それではまたご縁がありましたら<(_ _)>

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