2017年12月3日日曜日

地球が静止する日(2008)

地球が静止する日


~自称地球代表~


〇はじめに
 自称地球代表にも問題あると思うけど、ころころコロコロ意見を変える太陽系だか銀河だか宇宙だかの自称管理者たちにも問題あると思うよ。ちょろすぎるよ。よく管理できてるね。




〇想起する作品
 「インデペンデンス・デイ」(1996)
 「メッセージ」(2016)



〇こんな話
 地球へようこそ!!





〇自称代表
 地球の陸と海の比率は3:7

 その3割の中でも限られた中でしか生息できない人類。知恵や技術で生存可能空間を構築して尚である。


 人類より速く走れる高く飛べる陸上生物なんてざらだし、泳ぎは海中生物には全く歯が立たず、制空権は鳥類のもの。

 地球の半径6400キロ。しかし人類はたかだか10キロ程度しか掘り進められない。海や山はどうか。潜る登るならある程度は…しかし遭難したら見つけ出すことはほぼほぼ不可能。

 そんな人類未開の地にて、生存能力や適応能力としてはるかに優れた力を有する生物たちが数多くいる中で人類は我が物顔で地球を席巻している。

 仮に地球代表を決めるとして、何を基準に選ぶのか。人類が定めた規則に準ずる必要は無いだろうし、現状のシステムを用いるのならば個体数において圧倒的なものはいったい何なのか・・・

 未確認物体との最初の遭遇にて管轄を揉める人類の姿がある。正確にはアメリカ国民だけだけど… 人類の統一すらできていない、いやそれこそが強みでもあったりするが、そんな種がどこぞの代表と豪語するのか・・・

 地球代表≠人類代表≠各国代表≠〇〇代表…

 人類はどういう立ち位置なのか? ってなことを再確認するだけでもこの作品は功を奏したんじゃない。知らんけど。



 まぁその上で管理者たちも自称管理者だよねって体たらく。これは狙ってるの? 地球が心配というより、宇宙が心配です。

 この作品てトップが出てこないんだよね。どこぞの大統領なり管理者の長なりが。イチ科学者はどんなに能力があろうと雇われだし、率先して交渉しようとしたのは国防長官だし、何も知らずに頑張って対応したのは現場の兵士たちに警官たちだろ。トップの意向は全くわからず、中間管理職とその下の者たちがひたすらに奮起したお話で。

 扱っている題材はノアの方舟で。ノアしか神の意志は知らされなかったんだよねあれって。独り独りが自覚持って頑張っていきまっしょい!って話は、宗教批判もしくは非難があるのけ?



 



〇最後に
 政府がここまで対応する緊急事態やべ~とする導入はピカイチ。それからはまぁまぁまぁ・・・


 ではでは・・・


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