~テロ~
〇はじめに
うん、バトル・スティールでは無いよね・・・
〇想起する作品
「GAMER」(2009)
「消されたヘッドライン」(2009)
「アウトロー」(2012)
「ザ・ホスト 美しき侵略者」(2013)
〇こんな話
テロリストに対するアプローチの模索。
〇テロ
同時多発テロ以来のペンタゴン襲撃で息子を亡くした父親がとある兵器を開発・推進していたわけだが、動機として次の世代(若者)を守るために戦っていることが明言されている。テロ対策の強化により、テロを排除することがそれに直結すると意志を固める。
しかしそこに漕ぎつけるまでに達成されるべきものがあった。劇中で起こっていることがそのための裏工作の弊害だったわけだが、動機としてある次の世代をも傷つけてもいるのである。それを主人公の娘で示していた。ここから父親の対比が見えてくるのだが・・・
潜在意識の転送に関してイマイチ重要性が感じられない。
最後主人公が見せた打開策があったわけだが、その策を用いていれば人殺しは必要なかったわけだ。同じ父親という存在でその策の違いを見せたかったのはわかる。片や大義を掲げ犠牲は厭わないという強硬派、片や何やかんや穏健派。目的が守ることではなく復讐が先行しているということなのだろう。
反対議員に賛成の誘導を行う。時間的なこともあったのか。決定打が欲しかったのか。
究極意識の逆輸入が為される危険性を示唆しておきながら特に何も起きないのもイマイチ。
自国を恐怖に陥れるテロリストから若者たちを守るための対テロ戦争のはずが、その対テロ戦争という目的達成のために自国を恐怖に陥れるという手段をとる。テロリストと変わらないわけだ。テロにはテロを。
〇最後に
ロボットの存在もよくわからなかった。意識の転送の果てにいずれは兵士が操作するということなのだろうが、たった一体で?と思ってしまう。さらには簡単に解体されてしまう始末。これに大金を叩き裏工作までも?とため息が漏れる。
ではでは・・・
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