~動物園仮説~
〇はじめに
先にざっくりと地球側のネタバレをしておく。
先にざっくりと地球側のネタバレをしておく。
地球よりはるかに技術力を上回る未確認飛行物体出現。当初は救世主だと崇める動きがあったわけだが、一向にそれは交信を試みてこない。故に人類は混乱に陥っていく。そして第三次世界大戦勃発。世界(地球)滅亡後主人公が到着した。遅かったか・・・
〇想起する作品
「猿の惑星」
「天空の城ラピュタ」(1986)
「沈黙の惑星」(2008)
「処刑惑星」(2009)
「オブリビオン」(2013)
「エンド・オブ・オデッセイ」(2013)
「インター・プラネット」(2016)
「天空の城ラピュタ」(1986)
「処刑惑星」(2009)
「オブリビオン」(2013)
「エンド・オブ・オデッセイ」(2013)
「インター・プラネット」(2016)
〇こんな話
人類滅亡後の地球探査。
〇動物園仮説
接続計画。知的生命体の存在が予測される惑星の調査のために、無人探査機をその対象となる惑星に送り我々の惑星とされる星とで2台をリンクさせる。トランスポートが可能になるのだとか。
無人探査機と訳しているわけなのだが、ただ[MACHINE]としか書かかれていない。訳しようがないのかもしれないがこれは混乱を招くだろう。
最初に説明される接続計画の段階で理解が危ういので整理すると、
我々の惑星とされるものを惑星A、対象惑星を惑星Bとする。無人探査機を惑星間で接続したのではなく、惑星間でトランスポートを可能とする機械を惑星AとBでそれぞれ軌道上に乗せ橋渡しした後、無人探査機を送り調査を行ったのである。そして次の段階が有人ミッションであるとし、ここからが本編となる。
最後に繋げるためにもう少し突っ込むと・・・
惑星Aから20光年の距離の惑星Bの軌道上に60年かけてマシンを乗せた。軌道上に乗せてから幾ばくかして惑星AとBのマシンを接続。無人探査機を送り込んだ。そして無人探査機が惑星Bを何周か周回した後、主人公が到着することになる。
ここで言いたいのは、惑星Bへのマシンの到着、無人探査機の到着、主人公の到着にはそれぞれ誤差があるということで。惑星Bの軌道に乗った時から主人公の到着までマシンは地球の上空に存在していたことになる。地球側では文明の力の違いをまざまざと見せつけられたのにも関わらず長い間何も応答が無いという状況に晒されるわけである。そりゃ混乱するでしょうよ・・・
救世主として取り上げているのは何かしらメッセージを待つ人類を想像しやすくするためだろう。
ここの理解を助けるための主人公と司令部のやり取りである。主人公は司令部の指示の通りに行動する。そして連絡が取れなくなっても応答を待つというメッセージを繰り返す。ひたすらに指示を仰ごうとしているわけである。そこに時差の存在。彼の声が仮に届いていようとその返答がすぐに返ってくるとは限らない。では何をすればいいのか? どうすればいいのか? これが地球人が晒された状況である。
そして2足歩行ロボットと4足歩行ロボット。これは明らかに人と家畜及びペットという主従関係を意味しているわけであるが、ペットの方は主を失った後、主人公に付き従うことになる。別の主を迎えたわけだ。指示をくれる者。上位のモノを認識する生き物はそうやって生き永らえるのだ。では何も指示が無かったら?
囮くさいことやられたわけだが・・・ この辺がようわからん・・・
こんなシーンがある。主人公が酒瓶を見つけ異星の文字だと。明らかに英語なわけだが・・・
ここで彼の顔が変わって見えるのである。
ここまで我々は彼をどのように認識していたのか。当然のように人類であると、地球から未知の惑星にやってきたのだと勝手に思い込んでいなかっただろうか。そして念を押すかのように・・・
主人公はそういえば宇宙船の中からしか描かれなかった。彼らの種の生活観は一切描かれていない。ここで初めて主人公の正体と直面することになる。
ま~この描写のおかげで物語が破綻してしまっているわけだが・・・
酒瓶のときは英語読めないのに、その後の映像記録や新聞記事はあっさり理解するのよね。とするとお酒の方に何かあるのかと勘ぐってしまう。ジャック・ダニエルというお酒なのだが、これはどうやらアメリカのお酒のようだ。ふむふむ、そしてこれはイギリス映画。アメリカの英語を異星の文字だということを言いたいとすると・・・ どういうことなんだ~え~?
主人公の立ち位置の描き方は「処刑惑星」が近いので、この作品が興味深かったら是非一度観てみることをお勧めする。
〇最後に
そうだな、雰囲気映画だな。
ではでは・・・
人類滅亡後の地球探査。
〇動物園仮説
接続計画。知的生命体の存在が予測される惑星の調査のために、無人探査機をその対象となる惑星に送り我々の惑星とされる星とで2台をリンクさせる。トランスポートが可能になるのだとか。
無人探査機と訳しているわけなのだが、ただ[MACHINE]としか書かかれていない。訳しようがないのかもしれないがこれは混乱を招くだろう。
最初に説明される接続計画の段階で理解が危ういので整理すると、
我々の惑星とされるものを惑星A、対象惑星を惑星Bとする。無人探査機を惑星間で接続したのではなく、惑星間でトランスポートを可能とする機械を惑星AとBでそれぞれ軌道上に乗せ橋渡しした後、無人探査機を送り調査を行ったのである。そして次の段階が有人ミッションであるとし、ここからが本編となる。
最後に繋げるためにもう少し突っ込むと・・・
惑星Aから20光年の距離の惑星Bの軌道上に60年かけてマシンを乗せた。軌道上に乗せてから幾ばくかして惑星AとBのマシンを接続。無人探査機を送り込んだ。そして無人探査機が惑星Bを何周か周回した後、主人公が到着することになる。
ここで言いたいのは、惑星Bへのマシンの到着、無人探査機の到着、主人公の到着にはそれぞれ誤差があるということで。惑星Bの軌道に乗った時から主人公の到着までマシンは地球の上空に存在していたことになる。地球側では文明の力の違いをまざまざと見せつけられたのにも関わらず長い間何も応答が無いという状況に晒されるわけである。そりゃ混乱するでしょうよ・・・
救世主として取り上げているのは何かしらメッセージを待つ人類を想像しやすくするためだろう。
ここの理解を助けるための主人公と司令部のやり取りである。主人公は司令部の指示の通りに行動する。そして連絡が取れなくなっても応答を待つというメッセージを繰り返す。ひたすらに指示を仰ごうとしているわけである。そこに時差の存在。彼の声が仮に届いていようとその返答がすぐに返ってくるとは限らない。では何をすればいいのか? どうすればいいのか? これが地球人が晒された状況である。
そして2足歩行ロボットと4足歩行ロボット。これは明らかに人と家畜及びペットという主従関係を意味しているわけであるが、ペットの方は主を失った後、主人公に付き従うことになる。別の主を迎えたわけだ。指示をくれる者。上位のモノを認識する生き物はそうやって生き永らえるのだ。では何も指示が無かったら?
囮くさいことやられたわけだが・・・ この辺がようわからん・・・
こんなシーンがある。主人公が酒瓶を見つけ異星の文字だと。明らかに英語なわけだが・・・
ここで彼の顔が変わって見えるのである。
ここまで我々は彼をどのように認識していたのか。当然のように人類であると、地球から未知の惑星にやってきたのだと勝手に思い込んでいなかっただろうか。そして念を押すかのように・・・
主人公はそういえば宇宙船の中からしか描かれなかった。彼らの種の生活観は一切描かれていない。ここで初めて主人公の正体と直面することになる。
ま~この描写のおかげで物語が破綻してしまっているわけだが・・・
酒瓶のときは英語読めないのに、その後の映像記録や新聞記事はあっさり理解するのよね。とするとお酒の方に何かあるのかと勘ぐってしまう。ジャック・ダニエルというお酒なのだが、これはどうやらアメリカのお酒のようだ。ふむふむ、そしてこれはイギリス映画。アメリカの英語を異星の文字だということを言いたいとすると・・・ どういうことなんだ~え~?
主人公の立ち位置の描き方は「処刑惑星」が近いので、この作品が興味深かったら是非一度観てみることをお勧めする。
〇最後に
そうだな、雰囲気映画だな。
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿