2016年9月29日木曜日

彼岸島(2009)

彼岸島


~元がネタ漫画~


〇はじめに
 無難にまとめちゃったな。もっと吹っ切れて(ぶっ飛んで)くれて構わんのだがな・・・


〇想起する作品
 「Zアイランド」(2014)
  ・・・こちらは題材がゾンビだが離島という同じ系統で魅せる(楽しませる)ことに特化した作品なので比較対象として挙げておく。





〇こんな
 彼岸島へGO!


〇ネタ漫画
 彼岸島へ向かうまでの件。弟という立場から見る兄貴の存在ってなところはうまかったとは思う。慕っている反面のコンプレックス。しかし兄からの弟という逆のところをあまり感じない。弟の想いとは裏腹にどこか能天気に弟を想う様を入れたらもっと良くなると思うのだが・・・

 まぁうろ覚えではあるが大体原作通りだろう。この辺りの原作の準え方は評価したいところだが、彼岸島は別段ストーリーラインはウリにはしていない。最近よくネットでネタ漫画として取り上げられているのを見る限りは、作者ももう開き直っていると言っても良いだろう。だからこそ単にストーリーを準えて例えうまくまとめたとしても何とも平凡な作品に見えてしまう。どこかで開き直らないと、吹っ切れないと。


 ひとつに明の能力の描き方だろう。彼の潜在能力は妄想力というところにある。思春期特有の無駄な想像力。単純に性欲と言っても構わないか。それが戦闘に活かされていくカタチが確かあった・・・はず・・・ いやそれよりなによりエロ要素に活かされるんだよ。

 何が言いたいかって~と、水川あさみは好きだし瀧本美織もかわいいから言いにくいのだが、ユキかレイが脱がなきゃいけないんだよこの作品は・・・ レイとラブホに行く場面はあるし、レイと雅のベッドシーンはあるにはあるが、挿れればええってもんちゃうねん。




腕ほっそ 



 明は女を知らない。故に妄想力をそちらの方面に使う。身近に存在するおなごが好きだが、そのおなごは別の男が好き。そんなところに色香のある女性というものなのだよ・・・ そしてラブホという件で女というモノを見せれば一発やらなくても一発なんだよ。キャラが立つんだよそれぞれ。対立させられるんだよ。友情や恋愛の中に信頼や裏切りや嫉妬に妬みに・・・




これに色香を感じるかよね・・・ 



 吸血鬼に人間の血を調達・提供しているというところで、人間を釣るのにお金ではなく体で見せたってよかった。雅に血を吸わせるためのベッドシーンを挿れるがためにやらなかったのかはわからないが、レイの女(強さ)というところをもっと体を張って見せてくれないとそれぞれのドラマが活きてこなくなる。

 では瀧本美織がやるべきだったのかどうなのか。まぁ、無理だろう。


 でもこの辺りでエロ、いや女性の「恥」という部分、正確には「恥」を感じている様(う~ん下品さっていうのかな?)を見せていかないと、吸血鬼という怖さを引き立たせる下衆さというか汚さというか、その辺りも見えてこないのよね。何より雅、ベッドの上で優しすぎるだろ。逆に淡白で水川あさみも飽きちゃってる感じ? 変に熱い男の友情だけを描いてもらってもさ。いやストレートで良いんだけどそれじゃ特に違いは見せられないわけで。これは「彼岸島」なんだよ。

 吸血の際の快楽と梨汁ぷしゃあああああああが見たいのよ!!




〇最後に

 かわいい






















 ではでは・・・


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