2017年4月2日日曜日

バイオハザード:ザ・ファイナル(2016)

バイオハザード:ザ・ファイナル


~やっと終わった~


はじめに
 どう収めるかだけに興味があった・・・



〇想起する作品
 「イコライザー」(2014)
 「キングスマン」(2014)
 「AIR」(2015)

 「風の谷のナウシカ」


〇こんな話
 え・・・、これ話繋がってる???



〇終わらせた
 こんな奴ら(怪物?)までいるんやでというのをミラ・ジョヴォヴィッチを魅せたいとする意志で描く導入はまぁまぁまぁあ~バイオハザードシリーズだわ~という安心感を得られ懐かしさに浸れる。・・・が、それを以てしても導入が突飛すぎるのではないか。完全に何かを見逃したのではという心配ばかり膨らむ。しかしその後もひたすらにミラ・ジョボビッチ無双が続く故、むしろ開き直りととった方が良いのだろう。




 全てが始まった場所へと戻ることになるわけだが、何か物足りない。1作目から2作目への移行は閉所から開けた場所へと舞台を移したことにより観る幅を広げたことが功を奏した。閉塞感窮屈感からの解放による選択肢の拡大。さて今作はどうか。逆の過程を辿ることになるわけだが、開けた場所から閉所へと移行する際に息苦しさを覚えられたかどうか。1作目の惨劇を彷彿とさせようと回想シーンを挿むもそれは如何様に働いただろうか。







 3作目からは外の世界をひたすらに走り回ることに終始していた。しかし幾度となく1作目と同じトラップや仕掛けを観せてしまっている。さらには5作目で広大でありはすれど脱出困難な地下施設で戦いを繰り広げてしまった。それを踏まえ今作を眺めるとどうか・・・





 やり尽くされた感満載なんだよね、しかもシリーズ内だけでなく。いやむしろこれこそが見どころなんだろうけど。どっかで観たことある~の詰め合わせ。よくここまでついてきてくれたありがとうのファンサービス。




 いや逆効果だよ・・・


 どうせなら前作、いや前々作から、いや前前前世から(もう旬過ぎたかな?)ミラ・ジョヴォヴィッチ独りで事足りる流れにしとけよ・・・

 ってか3作目からこれに繋げられればまだ観られたんじゃないかな。シチュエーション的な意味合いだけだけど。




〇疑念
 アイザックスてにオリジナルとクローンの比較が神を信じるか否かというもので示されたわけだが、今までに登場してきたクローンの扱いのぞんざいさってところに掛かってるのかなコレは・・・?? クローンが神を信じるってのが一番の皮肉なのか??



 ラストの自己犠牲ってのもイマイチよくわからんかったな。アイザックスのとりあえずクローンまかせな思考と新世界誕生まで寝て待ちますかとする者たちとの決定的な違いとかなんとかで・・・


 この辺りでオリジナルだクローンだのお話に1つ結論を出しているわけだが・・・






〇最後に
 おい、出てきてない奴らいるぞ。あいつらどこ行っちまった??


 ではでは・・・


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