2016年4月2日土曜日

精霊の守り人 第2回

~タッカラプト ポッポルンガ プピリット パロ~

〇はじめに
 第1回でも指摘したのだが、地理や風土をほとんど観せないのは意図してなのか。描こうとする気概をまるで感じない。「もののけ姫」であれば女性中心の村。上位の村。たたら場の存在。

 描けないのか・・・

 どうも精霊云々だけが先走り過ぎている気がする。まぁタイトルが精霊の守り人ですしね・・・



〇想起する作品
 「七つの大罪」
 「最遊記」
 「犬夜叉」
 「封神演義」
 
 ・・・全部漫画かよトホホ
 ・・・この手の小説一切読まないんですよねトホホホ


〇こんな話
 タッカラプト ポッポルンガ プピリット パロ



〇まとめ

 とりあえずまとめ・・・

 ニュンガロイムという水の精霊が100年に1度人間の子供に卵を産み付けるそうな。産み付けられた子供を精霊の守り人と呼び、大事に大事に守ってきたんだと。ニュンガロイムは雲を生む精霊で人間世界に潤いをもたらすとかなんとか。守れなければ大干ばつに見舞われるとか見舞われないとか。で、卵を狙うラルンガだかポルンガだかっていう何かがいるみたい。人間を真っ二つに引き裂き卵を食べるんだと。恐ろしや恐ロシア。なんだかんだあって、卵を産み付けられたチャグムっていう一国の王子がそのラルンガだかポルンガだかって奴と、帝から狙われることになっちゃうっちゅう話よ。そこにさらになんやかんやバルサっちゅう女短槍使いが巻き込まれたってなわけ。

 あ~そうそう、彼らの世界とは別にその精霊が住むナユグだかって世界があるみたいで。ま~その辺は「FAIRY TAIL」とか「ミスト」とか観るのが手っ取り早いんじゃない??


 で、帝は何者なんだ? ラルンガとつながりがあるのか? 「マッド・マックス」的な水を支配する奴なんか? クロコダイルの方がわかるか。ダンスパウダー? というより単にコンプレックスの塊みたいな奴に感じるんだよな。基本的に無知。聖導士が一番の黒幕なんだろどうせ。いや、二の妃が一番あっやしい~。

 帝の玉を転がしているのも、実は自分が転がされていましたっていう皮肉につながるんでしょ・・・


 閉じ込められた星読みのシュガが水を欲するのも何か狙いすぎていて気持ち悪い。


〇トロガイ
 気になったのがコイツの実力提示よね~

 格闘漫画とか読みすぎてるとね、熟練者ってのは究極闘わないことが奥義なわけですよ。自分を殺しに来た相手と仲良くなってしまうと。「タフ」シリーズね。

 その前段階が究極に無駄を省いた動きで敵を制すると。構えていないようでいて一寸の隙も無いってな感じでして。悟空VS武泰斗様ですよ。

 いやま~彼女?は格闘家ではないので別に関係ないと言われればそれまでなのだが、どうも動きに無駄が。いやそれも作戦というか戦い方として成立してるからアレなんだけど・・・

 大げさな剣術体術に対しての呪術・技巧派な印象付けをしちゃえばいいのにと思ってしまう。婆さんの割にアクティブだなとしたい理由が後々にあるのだろうか。


 後々の鍋に夢中ってなところがその辺の見せ方ではあったから良いのか。




 そもそもバルサがどの程度の実力なのかというのを私は把握できていない。少年漫画に慣れ親しんだ人ならばわかると思うが、この手の作品には尺度というものが持ち出される。戦闘力といった数値化、四天王などの何かしらの名称や称号を持つ序列化といったものだ。そういった敵を倒し、どのキャラよりは上だ下だと位置が定まっていくわけである。それにより安心や緊張がもたらされるわけである。その辺を殺陣に力を入れているとあらば多少なりとも考慮してほしいもの・・・



 ま、そんな作品じゃないんでしょうけどね・・・



〇疑念
 星読みととある村の語り部ってのは何かしら関係あるんでしょうねきっと。貧富のさやら、民族やら文化というか伝統の違いなのかどうなのか。どの宗教にも同じような神話が出てくるように、伝わり方が違うことで今日残っているカタチが異なるってな話もあるわけだし。


〇最後に
 第3回もおおお~、どおおおおおおおおおん、みしっt!!


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