~愛の衝突~
〇はじめに
セリーン出ねえ(笑)
〇こんな話
「アンダーワールド」へとつながるお話。
〇愛
前作からの歴史補正。
マーカスとウィリアムからヴァンパイアとライカンとしていたが、ライカンはルシアンからの突然変異だそうな。
アレクサンドル・コルヴィナス
→マーカス(ヴァンパイア) VS ウィリアム(狼男)
→ビクター(元人間)&ルシアン(ライカン) VS ウィリアム(狼男)
→ビクター(元人間) VS ルシアン(ライカン)
→セリーンとマイケルへ・・・
ビクターとソーニャという親子愛とルシアンとソーニャとの男女愛との衝突がメインなわけだが、なぜにそこまでに揉めに揉めたのかと。障害は種という壁である。
あ~そうそう、愛があれば種を越えて混血の命が宿るそうな。愛が奇跡を生むってなお話なのだろう。
難点はシリーズを追っていないとビクターの葛藤があまり見えてこないことだろう。対立すべき親子愛と男女愛にて、ルシアンとソーニャの男女愛が強すぎてしまう。この2人の愛がメインだから別に構わないのだが。この件があったからこそ「アンダーワールド」へと続くセリーンを殺せなかったというところと掛かるわけである。が、この作品単体だとビクターのエゴが際立ってしまう。
ビクターのポジションとしてはソーニャの親であり、そして種の長(長老)である。種の存続も意識しなければならない。「アンダーワールド」へと続く、そしてそれまで続いてきた長い長~い歴史がその強さの現れだ。そのための掟であり、ライカンの奴隷化である。例え娘であろうと、という時には非情な決断を下さなければいけなかったわけだ。
愛する者を守らなければという親子愛と男女愛の衝突。愛する者は共通している。ソーニャだ。しかしご存知の通り、ご覧のように、ヴァンパイアとルシアンの戦いは複雑を極める。
なぜこんなにも事態は単純そうで紐解けないのか・・・
〇最後に
この作品にて「アンダーワールド」シリーズの深みが増したかと問われれば???が浮かぶ。今回は質感も出せないし・・・
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿