~記憶と歴史~
〇はじめに
これって奴隷制と白人至上主義が根底にあるお話なのか?
〇こんな話
ヴァンパイア、ライカン狩る。
〇種
ヴァンパイアが支配者階級でライカン(狼男)が奴隷だったと。
そして長老の1人であるビクターはヴァンパイアとライカンの混血を恐れたと。
細胞レベルまで争う両種の対立。ここがようわからんのよ。ライカンのリーダーのルシアンとビクターの娘のソーニャは種を越え愛を育んだ。そして子供を授かったそうな。できんの? その前に性交は問題無いのか?
〇記憶
長老は交代制で1人が起き2人が寝ているそうな。その引継ぎとして血によって記憶を伝達する。これが作品全体に掛かっているわけなのだが・・・
1つはクレイヴンの嘘。ルシアンを殺した証拠として刺青の入った皮だかを持ち帰ったらしいが、それ以外の確証はクレイヴンの証言のみ。実はルシアンと密約を交わしていた。
1つはビクターを起こしたセリーンの血。断片的な記憶をビクターに注ぎ込む。セリーンの偏った、具体的にはクレイヴンが悪者だという偏見を押し付けるカタチとなっている。
1つは処刑人という立ち位置。ライカン狩りをしているわけだが、それは上からの命令のまま。これがビクターならというクレイヴンへの不信感として表れてもいる。
1つにビクターがセリーンの命の恩人説。これは誰から聞いたのかと。そのままクレイヴンの状況と同じなわけである。
記憶ってのは主観なわけであって、その弊害があるからと復活式は長老が行うという掟があるそうな。正確に引継ぎが行えると。はてさてどうなのか・・・
このあたりがヴァンパイアとライカンが戦うこととなった歴史やらと次作以降で掛かってくるのかどうなのか。
〇質感
〇最後に
結局男と女の愛みたいなところに辿りつくのよね。愛は種を越えて育まれる。ルシアンとソーニャは引き裂かれた。セリーンとマイケルは・・・ この辺りがあっさりしすぎてるのよね~・・・ す~ぐチュッチュすりゃええんかいな・・・
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿