2016年2月11日木曜日

ヒガンバナ~警視庁捜査七課~ 第3話

~HKM~

〇はじめに
 主婦の闇。彼女らを評価してあげてください。そして彼女らはお子さんを見てあげてください。 ってな感じかな



〇こんな話
 堀北真希が子どもの面倒見る。


〇ちぐはぐ
 第1話において体術の描写はあったが、そういえば彼女が体を鍛えている描写が未だに描かれていないな。これには何か意味があるのか。

 最初のサイン会の場面。何かが起こるかもしれないと警備につくわけであるが、ヘッドホンを装着している。密集地帯においてはずしていることでの彼女への影響・被害は前話で描いていたので気が抜けたのか。

 これはどうなんだろう? 犯人の思考として、一番に想いが高まるのはいつなのか。事件が起きてからなのか、起きるまでの時間なのか。それ以前に大衆の中で騒ぎが起きたとする。事件後には大衆の想いの方が強くなるのではなかろうか。それこそ探すのが困難となる。これを後々活かしていくのか、はたまた捜査も警備も能力のトレーニングの一環なのか。わざと難易度を上げているのか。

 ・サイン会を待つ大衆 と 事件になるのを待つ犯人

 ・事件に慌てふためく大衆 と 成功したことを確認する犯人

どちらの状況がそれぞれの感情を読み取りやすいのだろうか・・・


 今回の事件を突発的な事件で始まった第1話と比較してみてもおもしろくなると思うのだが・・・ 起こってからの対処と、起こるであろうことを想定しての対処の違いを。



 直線的、短絡的な思考の男どもと、必ずと言っていいほど勘繰りを入れるヒガンバナ。これと体術絡めてもおもしろそうだけどな。

 しかしここに疑問も。事件当日にお弁当の写真をブログにアップしていたことで、当日にその弁当を食べていなかったとし、何かあるとするのだが、有名ブロガーともなろうものなら、リアルタイムの更新はしないのが常識ではないのか。実際とは異なる事象をブログにアップしていたのなら尚更。さらには身バレしないように気を使っていた節もある。公に姿をさらけ出している有名ブロガーとの対比が・・・

 この辺の細かいところよね~・・・

 最終的に変わり身(正確には違うんだけど)としてオチをつけたいがためだろうが、そこに至るまでのとある段階での曲解の方が際立ってしまう。プロファイリングのプロに言わせているから尚更なんですよね~ 起点は違ったんだっけ?


 そろそろ、なるほどぉ~と思わせていただきたい・・・



〇最後に
 今さらだけどね、シンクロすると気絶するってあるじゃないですか。気絶する前に言った言葉を相棒に聴く場面を挿入することに意味があるのだろうが、ボイスレコーダー常備しとけよと言いたい。お前独りで捜査してる時今まで何してたんだよ。何のヒントも得られてなかったってことか? 常に誰か連れてってたんですか? でも第1話で独りで現場に乗り込んでたよなと。何かと破綻しはじめている設定。綻びが露わとなってきている第3話。これからが楽しみだ。

 ではでは・・・

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