~繋ぐ~
〇はじめに
もう少しこってりと歴史的概要を含め描いてくれても良かった。ダレがちな現代パートと、緊張感のある過去パートでうまく組み合わせているとは思うが、現代パートをもっとこってりとやっても・・・
私は指で数えきれるほどのラーメン屋を食べ歩いたが、そんな中でも行きつけのラーメン屋が、最近移転というか新装開店した。先日久しぶりに訪れてみたのだが、移転を期に味が変わってしまっていた。なんだろうな、今まではねっとりとした汚い味があったんだ。それがうまく綺麗に整った味になってしまった。チャーシュー麺を好んで食べていたのだが、チャーシューの香ばしさも抑えられてしまっていた。スープと一見合わない強めの香ばしさ。それがだんだんと口の中で馴染んでいく様が好きだったんだ。でもそれもうまく調整されてしまっていた。
この現象に近い。知るかよ・・・
ま~なんつ~か~、もっとくどくどやってくれても全然良かったなと。何でも整えればいいってもんでもない。でもこの辺の感覚は結局人によりますがね。
〇想起する作品
「ミケランジェロ・プロジェクト」(2014)
〇こんな話
アデーレの肖像を本当の持ち主へ。
〇繋ぐ
最後マリアが自らの過去を受け入れる。肖像画を本当の持ち主へと返す為に、相手側にひたすらに訴えていたことだった。弁護士の演説が彼女にも響いたということなのだろう。ここが何ともすばらしかった。
彼女は国には帰りたくないと、過去は忘れたいのだと言っていた。しかし絵のために、そして彼のために帰るのである。そしてそしてラスト。
紡がれる、繋がる現在を中心とした過去・未来の想い。
・過去
歴史、記憶、罪
・現在
罪の意識と自覚
・未来
判例、絵画を通じて託される想い
ここら辺を人のつながりとして結んでいく、紡いでいく観せ方はうまかったと思う。若者と老人の交流。赤ん坊の誕生も描かれていた。
〇訳
セカンドフロアを2階と訳していたような気が・・・・その後3階の画が映りましたよね?? オーストリアは違うのか。ドイツ式なのか・・・ とやかく言う気は無いですけど・・・
この辺の訳し方は気にしたことが無かったな~。意味合い的には2階だから問題ないのか・・・。向こうは2階の意で使ってるわけですしね。他の作品はどうなってるんだろうか??
何で気になったかって、2階って言いながら、3階の画が映ったからなんですよね。それが無ければ別に流してたんですけど。
ん~、私の馬鹿がバれるのかな・・・
〇余談
へ~、オーストリアにもカンガルーいっぱいおるんか~・・・
・・・なわけあるか。
窓口となる人たちにもこの認知度ととるのか、無教養ととるのか・・・
〇最後に
いや~最初にも書きましたがね、あっさりめなんですよ個人的に。見やすくてそれはそれで良いんですが。私みたいな無教養な人間にとってはやはりもっと教科書チックに描いてくれても全然構わなくあるわけでして。まぁ結局はそれぞれの感性ですがね。
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿