2015年2月15日日曜日

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015)

字幕翻訳:栗原とみ子 

~フォーティエイト・ハンズ・オブ・プレイ~ 


〇はじめに 
 冗談は止してくれよ。世界人口で男女比って男の方が多いんだろ。こんな男に1億人の女性が殺到するだと。どうなってるんだよ、まったく・・・。世界は大丈夫か?? 

〇想起する作品 
満足できなかった方へ・・・
・「変身」新堂エル 
・「ナナとカオル」甘詰留太 
あと月野定規先生の作品とか読んどけば良いのではないでしょうか。 

〇こんな話 
 男と女をつなぐものは何なのか? 鍵穴にぶっこむ鍵なのか、ソーセージやウインナーなのか、大人のきのこの山なのか、はたまた快楽の先にある卵子と精子なのか、・・・子供か。「クレイマー・クレイマー」??

〇表現 
 「愛が全てだ」と誰かが叫びましたが、愛の形にはいろいろあるとも聴きます。そしてその両者を繋ぐ愛というものの表現にもまたいろいろあります。彼らは1つの方法としてセックスを選択しました。さらにそのセックスにも様々なカタチがあります。愛の確認、子作り、肉欲、何を求めてその行為に及ぶのかと。さらにプレイ内容もまた様々で、男性上位なのか、女性上位なのかと。究極SMプレイですわ。さらにさらにどんな体位が好きなのかと。どんなことをしたいのかされたいのかと。どんな流れなのかと。 
・・・もう知らんんがな!! 
と、まぁどこまでもどこまでも追求できるわけです。それをとことん追求しようとしたのが男の方で、愛は理屈じゃないのよと男の心を開こうと試みたものの投げ出したのが女の方で、みたいな感じですかね。その両者の関係性を男性上位に確定づけるのが契約書であったわけで、男への屈服を意味するそれに女は頑なにサインをしないわけです。その女の焦らしが男の変化をもたらしたとかなんとか、実は過去に闇がとかなんとか、その辺がテーマなのでしょうよ。
・・・知らんがな!!

 物語を簡潔にまとめますと、

 :「俺様のセックスは自由である。契約結んだ相手となら誰とだってする。たまに例外も作っちゃうしね(テヘペロ)。だけど、お前は俺以外としちゃダメ~。あと相手を痛めつけることでしか、感じない特異体質なんだよね。お前は俺を愛しているようだから全部容認してね。一応契約を結ぶ上で、希望は聞くよ。・・・うじうじ言ってねえで、はやくヤラセロヨ!!」

女 :「やっと王子様(イケメン、金持ちに限る)が私を迎えに来てくれたわ。これが恋なのね。夢に描いていた真実の愛を掴めそうだわ。SMはちょっと引いちゃうけど、彼が言うなら。でもなんか違う気がするのよね。体は反応しちゃうけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(いろいろありまして)何でわかってくれないの!! さよなら」

・・・です。多分。

〇余談
 Hの後にはIがある。Iの後にはJK・・・いいえこれは女子大生です。いや、何でもありません。
 あとタイトルはふざけました・・・

 フィルムに落書きしたの誰だよ全く。ナニがどうなってるのかわからんではないか。闇に堕ちてくみたいな演出を兼ねてたのでしょうか?? なわけあるかい!! 勝手に修正しやがって・・・なのかな??

〇最後に 
 まず世の女性は原作のどこに惚れたのかということを知らずして言うべきなのではないのかもしれないが、これのいったいどこがおもしろいのか??と叫びたい。文字媒体では何か心ひかれる言葉遣いや表現があったのでしょうか。何か官能美を感じるような世界観だったのでしょうか。それとも単に一部の層に需要があるような自慰行為にふけるためのものだったのでしょうか。う~む、さっぱりだぜ。
 あれですか、男に当てはめると綾波レイに惚れてしまうみたいな感じですか??

0 件のコメント:

コメントを投稿

悪女 AKUJO(2017)

~アクションは爽快~ 〇はじめに  韓国ではこの方はイケメンの部類なの? 〇想起する作品  「ニキータ」  「アンダーワールド」(2003)  「KITE」(2014)  「ハードコア」(2016)  「レッド・スパロー」(2018)...