~罪~
〇はじめに
どんなカタチであれエレベーターに閉じ込められたくはない。
〇こんな話
エレベーター停止。
〇罪
地上にいる悪魔。時に人の姿で現れ人に紛れ、罪人を罰する。
トラックの上に転がっている死体。自殺か他殺か。そして本来の(当初の)現場はどこか。いったいどこから来たのか。始まりや原点を辿っていく導入(カタチ)をとる。
そしてエレベーターが停止。視線は自ずとエレベーターに集まる。エレベーターの中の人間に。外からの声は聞こえるが外に声は届かない。全てエレベーターに集約されていくことになる。内部でも外部でも捜査及び救出に全力が注がれる中で経歴や交友関係が別のカタチで明らかになっていく。
その経緯があり、人間の罪というところに辿り着いたのはおもしろかった。自らを、過去を見つめなおすきっかけとなる。今の状況に身を置かれているのはいったい誰の所為なのか?
そして罪とは罪人だけではない。罪人が罪を認めること、処罰されること、だけでは本来終わらない、終わるべきではない。罪人が罪を反省すること、償うということ、そしてその罪人を赦すというところ。ここまで繋げたのは良かったと思う。悪魔が存在するならば神も存在する。という希望に繋がっている。
このラストの感じはシャマランなんだろうな多分。知らんけど。
〇最後に
デビルというタイトルなんだけど本質はデビルからどこに繋がるかというところなんだよねきっと。
ではでは・・・
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