~世界観~
〇はじめに
ダンカン・ジョーンズはどうもツボというものを押さえてくるな。
〇想起する作品
「ファイナルファンタジー」
・・・やったことないんですけどね。
「スターゲイト」
「パトリオット」(2000)
「300」(2006)
「ジョン・カーター」(2012)
「猿の惑星 新世紀」(2014)
「ベルセルク」
「FAIRY TAIL」
・・・「RAVE」もかな~。テンコマンドメンツの実写化観てみたいな~。エリーは
スカヨハで良いからさ~・・・
〇こんな話
オークと人間が完全に対立するまで。
〇世界観
世界観を理解させるというより、世界観に浸らせることを意識していたように思う。
こうこうこういう理由でうんたらかんたらでこんなことが起きているのですよ・・・
ではなく、
こうなんだ~ へぇ~ すっげ~
というように。
全体的に既視感満載なのも、元のゲームを知らないので詳しくは言及できないが、世界観を魅せるという上で狙っていたようにも思えなくない。
一番は魔法陣や魔法の観せ方だろう。厨二心を擽られる。あれなら使ってみたいと思ってしまうのではないか。ノーモーション、ノーリミット、ノータイムでは打てない。溜めがいる、条件がいる。膨大な力を扱う上での制限と代償が描かれている。守護者として守るための力が、大きな力を得たが故に強大な敵を呼び寄せてしまった。
川伝いに戦闘状況をマップで見せた演出もシャレている。川ってのは文明を築く上で重要な要素だ。下流から上流へと伝っていき、ダムの崩落を観せる。なるほど。
オーク側も描いたのはダンカン・ジョーンズが脚本を書き換えたからだそうだが、これもうまく機能していたように思う。
オークVS人間という大きな対立の中に、オークVSオークがあり、人間VS人間がある。家族愛と自己犠牲と復讐心と、種族間を越えた戦士の誇りも描かれる。異種間でも通じ合うもの、同種間でも通じ合わないもの。これを描くことで種の垣根という絶対的で複雑な壁も際立ってくる。
魔法という突飛なものに対してのオークと人間の武器の種類の分け方も憎いのだろう。オークが単純にパワーで勝負する打撃系の武器に対し、人間は斬撃や発砲といった非力ながらの工夫で勝負する。辿ってきた文化や歴史以前に、その辿るべき前提としての種が違うのである。
その中でのハーフオークの存在。キーパーソンなのだろうがここがまだ全くよくわからない・・・
〇最後に
これなら「鋼の錬金術師」も実写化可能なのではないかという期待が膨らむ。どうなることやら・・・
ではでは・・・
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