~B級ホラーの鑑~
〇はじめに
m9 「ED GO HOME い~でぃ~、ごぉ~ほぉ~む」
・・・なんてネタが一時期流行りましたね。
〇想起する作品
「ドリームキャッチャー」(2003)
「フォーガットン」(2004)
〇こんな話
宇宙人とあ~そ~ぼ♡
〇おもろかった
これうまいな。B級SFホラーはたまに観るが(真面目なホラーは苦手)、本来こう撮りたいんだろうなってのを勝手に感じる。
登場人物の集まり方。2人きりだと思っていたのが・・・
他人に対する信用度というか、不信感というか。そこから後々発展するパニック状態におけるいざこざの原因を散りばめながらの男女集合。
導入における、何かが起きている事を我々に感じさせつつ、一時の安心と不安の波の妙。いつもと同じものだと思っていたが違う。これは地元民にしかわからない。そしてその地を久々に訪れた者たちのドンチャン騒ぎや再会。この比較が中々。ジワリジワリと忍び寄る不気味さと、一気にドカンとイッっちゃってぇ~。ここまででウォーミングアップできましたかと。心の準備できましたかと。良~い緊張感だ。
そっからはもうビックリ仰天雨霰。怖ええんだよ(笑) 脅かすなっての。来るな~、来るかもな~、来るんだろうな~っていうさ、ここのタイミングズラしてくる感じね。慣れないね。緩急堪んねえわ。電気つけよっと。弾当たってた~www
さらにはあっという間に終わった感。奴らの出現で早々に我々があ~逃げ切れんわなと開き直る。こっからどうすんの? 立ち向かえるという希望を一応提示してたぞと。あ~へたこいた~、協定がありました~。破っちまった~。でもでもでもでも・・・??
そもそもさ~、あちらさんが脅かすから悪いんだろうが。後ろからコソコソ来やがって。ちゃんと手を上げて敵意が無いことを示して向かって来なさい。なに勝手にキレてんだよ。
この辺りからジャンルがちょこちょこコロコロチョコころね。この開き直りも良いね。ざっくりはSFホラーなんだけどさ。逃げまどうだけでなく反撃の選択肢を与えたり。宇宙人と地球人とは協定関係を築いているという陰謀論だったり。プレデターちっくだったり。スプラッターだったり。でも最終的には為すすべが無い。中だるみしなかった。
コメディ要素もね。
UFOが去って行ったと思ってからの、戻ってきて~と泣き叫ぶ。口に出す言葉と心の中では全く違うことを思っていると。
表向き:「友達を返して~、戻ってきて~、私も連れてって~、うおおおおおおおお
おおんうぉおおおおお~ん(T_T)」
心の声:「あぶね~助かった~。友達連れ去られちゃったから一応カタチだけ示して
おこうっと。私は悲劇の女王よ。そう、今は演じるの!! けっ、やってられ
っか、どうせもう帰ってこねえだろ、あはは~。ラッキー、はよ帰ろうっと。」
花火ぱきゅーんぱきゅーん
か~ら~の~
ででええええ~ん
「え? あれ? あっれれ~???」
ここめっさおもろかった。
そして終わってみたら定番ネタなわけで。何とも落ち着く仕様になっている。わざとらしく明るくポップにしてるしね。
〇余談
自転車で飛んでくれても良かったな。乗ったまま連れ去られてくれても。
〇最後に
「グレイヴ・エンカウンターズ」避けてたけど観てみよっと。昼間に。布団にくるまって。
ではでは・・・
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