~かがみよかがみよ~
〇はじめに
うまそう・・・
〇想起する作品
「アイズ」(2008)
〇こんな話
懲りない奴ってのはいるわけなんだよ・・・
〇総評
鏡に関する迷信や格言は主人公の治療という名目で語られていたし、どうにも今作は死に方においても露出においても見せようとする意志が強いなと感じていたわけだが、これを復讐や怨みというところにオトしたのはうまかった。
そして目的を達成するために予知夢的な映像を見せ、さらには関係無い者までも巻き込もうとする意志の強さはガクブルである。
しかしサスペンス色を強くしようと前任者のガラスバリバリ暴飲暴食までの行動がどうもおかしく感じたが、ここもしっかり最後描いてくれたので納得か。
〇メモ
鏡像段階論
前作は鏡による人格解離のお話で、今作は鏡による自己同定のお話になってるわけか。主人公の罪悪感、罪という部分が先行するが故に、自己を見つめ直すというところにはつながりやすいかもしれない。
〇最後に
前作と比べられてしまうであろう死に方や真相を個々で変化させて見せるだけでなく、その両者をうまく関連させられていたように思う。
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿