~鏡~
〇はじめに
まぁとある時期から流行り始めたブラックな仕事ですよね。前任者が死亡したのにその奇妙さは伝えられず新たな人員が配属される。そんな仕事に就かなければならない、彼の境遇を描くことでアメリカの闇をも描こうとしたのかな。
〇想起する作品
「仮面ライダー龍騎」
〇こんな話
鏡の話と悪魔の話と出てくるわけだが、まぁ特に気にしなくていい感じな話かな。
〇鏡
鏡の中のモノがアンナ・エシカーなる人物を探し出そうと躍起になっていたわけだが。
それは悪魔憑きを統合失調症(解離性障害とも?)として診断し、鏡張りの部屋での荒療治から、結果的に悪魔を鏡の中へ閉じ込めたことが原因だったわけで。
アンナ・エシカーの言う事にゃ、鏡は窓だと。鏡から覗けても鏡に対象が映っていないと手は出せないようで。ここから考えるにおそらく悪魔にとっての人間とは現実世界に身を留めることに機能している。それが憑くという現象で。まぁそちらは置いといて。
精神科医の言う事にゃ、鏡に映る自分を別人と認識すると人格解離が起きる
ということで、2つの世界を体験するだとかどうとか。ここで言う認識とは鏡に映る自分を「見る」という行為で、アンナ・エシカーが目をつぶって鏡の部屋に入るというところに掛かってくるわけだが。
ここで劇中の人物の鏡からの被害を振り返る。
まず前任者ルイス
鏡の中のルイスが喉を掻っ切ったことにより死亡。
次はベン
鏡の中の自分に火が付いたことにより特に無し
そしてベンの娘
鏡の中の母親にはさみをつきつけられる
これらをまとめると全て鏡が起点となっていることがわかる。正確には言うなれば、鏡の中で起きた事象を視認することで現実世界にその事象を降ろしているわけである。そこで初めて現実世界における自らの身体に影響してくるのである。
しかしここで不明確になってくるのがベンの妹の死に方だ。彼女は鏡には映っていたが、別の自分を唯一認識しないまま死亡する。
これはつまり私が定義したことが間違っているからに他ならない・・・
じゃあもう知るかよ・・・ イマイチこの関係性がわからないんだよな・・・
最終的に反射するものなら何でもってな勢いになるのよね。窓に水。ならね・・・人間の目(眼球?瞳?)もその能力を得られそうなもんだけどね。潤んで(というか光って)見せたのは失敗だと思うけどな。
むしろこういった人と人との相対こそ「目に映る」という意味で、自己と他者の認識の違い、現実世界における自分と反転して見える自分といったように2つの意味を持たせられたりしておもしろいとも思うのだが。
そうすれば先ほどの鏡からの影響というところも関連してきて・・・
それでどうまとめんだよと問われてもわかりませんよと開き直りますけどね。
〇左右
最初に建物の構造がシンメトリーであると見せていることが最後に自覚していく上でうまく機能しているわけであるが・・・
人間の身体も外的にはシンメトリーであり、手の傷と結婚指輪とで判断が為されたりしている。
気になったところがあったので見返してみたら・・・
こちらが最初に建物に入ったときに振り向いた入口の画。
こちら最後建物から出ていくときの画
同じじゃね?? 光が差し込んでる穴ですよ。
彼は元来右利きで、鏡の世界にて左手を鏡にあて・・・
あちら(現実世界)からは右手に見えるってなことをしているわけだが・・・
どうなんですかね入口の件は・・・
〇気になったところ
この辺りのアニメを取り入れたのはなんでなん?
〇最後に
とりあえず家に鏡多くね? 一枚も無くても一応人間の暮らししてたときあったけどね・・・
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿