2016年8月16日火曜日

アイアンマン2(2010)

アイアンマン2

~代償~


〇はじめに
 スーツの着用というデメリットを克服していく様がおもしろい。今回はケースだった。当にスーツケース。アイアンマンが持ち運び可能に!!


〇想起する作品
 「HUNTER×HUNTER The LAST MISSION」(2013)
 「チャッピー」(2015)


〇こんな話
 スタークはこう呼ばれる。「歩くアイアンマン」だと。

〇代償
 アークリアクターのおかげで生き永らえてはいるが、逆に体を蝕んでもいるという。力の代償とでも言うのかな。

 彼は迫る死により次の世代に何かを残そうとする。社長の席を譲り、彼が亡き後も持続できるようにと。そして自暴自棄にもなる。これのおかげで気付くことがある。モナコにおけるF1レースの場面。彼はとあるレーサーから席を譲ってもらうのである。正確には席を奪ってしまうのである。レーサーは怒りを露わにしていた。

 彼のおかげで座れなかった席があるわけだ。これが今回の敵にそのまま当てはまる。

 スタークの見立てではアイアンマンスーツの開発競争が戦争の抑止力になると考えていたようだが、そうは問屋が卸さない。ここと絡めて観せたのはうまい。

 スターク親子の席は、そのまま敵側親子のものだったかもしれない。スターク父との決別はお金絡みだったそうだが、前作にて敵となったのは金の亡者でもあった。つまり彼らもまたスターク親子に成り得たわけだ。しかしそうはならんだ。

 スタークの出現により淘汰された者たちがいる。そしてそれはアイアンマンの出現にも適用され、アイアンマンが無ければ起きなかった事態があるわけだ。




 アイアンマン同士で戦った際にスタークの家をはちゃめちゃにしたのも狙っていたのだろうか。守るための力が向く場所はどこなのか。それが逸れたら・・・

 ここで掌から出るアレ同士で爆発引き起こすんだけど、最後敵にも使うのよね。どこまで意図しているのかわからないけど、このときにこの両者は鞭で繋がれてるわけさ。彼らは友人関係なわけだが、これって共通の敵が彼ら2人を繋ぎとめているともとれなくはなくないかな?


 敵側のロボットを軍仕様で陸海空専用とし、これを倒せばアイアンマン万能として観せてしまうのもよく考えるよ。





〇スタン・リー

















〇スカヨハ
 今作はスカヨハお披露目会でもある。

 とある評論家の方がスカヨハに言及しているものを読んだが、当にそうだと感じた。個人的には最近の「アンダー・ザ・スキン」くらいの肉のノリがベストなのよ。



  これぐらいでも良いんですけどね~、もう少しほしいのよ・・・


 あとはオマケ~





















 いいな~


















 監督の特権なのかなこれは??
  うらやまけしからんぞ!!

〇最後に
 次は「マイティ・ソー」。

 ではでは・・・



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