~命~
〇はじめに
命・・・。
〇こんな話
お世話ロボ?お手伝いロボ?が普及した時代。少年ティボルとロボットティムが世界を駆け巡る冒険ファンタジー。
〇関係性
父と子でロボットの見方が違う。それぞれお世話ロボットとして、お友達として見ている。人間の友達はいないそうな・・・、そしてティムも馬鹿にされている。
そしてとある少女との出会い。
父(人間) と 息子ティボル(人間)
父(人間) と ティム(ロボット)
ティボル(人間) と ティム(ロボット)
ティボル(人間) と キキ(人間)
この辺の関係性の見つめ直しが行われ始める。親子、主従関係、友情、恋愛?それが全てに同じように適応されるのかと。少女の気遣いと、核心を突く言葉が痛い。
・・・ってかこの女の子世話焼きすぎだろ。別れては戻ってくるからな。最後の出迎え何なんだよ。絶対少年惚れただろ。親友との別れで傷心しきった彼に彼女はどう映ったのか。おそらくこの感情が彼をロボットから脱却させたんだ。そしてその夢が叶わないとなると今度は女の子型ロボットに奔るんだよ、きっと。
ロボットのビジュアルの古臭さや張りぼて感は、関係を築く上での障害として良い持ち味が出ていたのではないかと。指標になるんですよね、人間味の。
女の子が良い子すぎる。下手すりゃ、いや少年にとってはお節介。要は導き手な訳だが、もう少しこの子に焦点を当てて、2人のロードムービー要素を強めても良かったかと。失礼、3人か。ティムを馬鹿にする同い年連中が多かった中の、ティムを、そしてティボルを認めてくれた少女。やりたいことはわかる。しかし今ひとつに感じてしまった。どうにかこうにかしていただければ、最後の和解がもっと映えたことだろう。
ではでは・・・
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