~Lです。~
〇はじめに
「デスノート」が思いの外人気出ちゃったから軽い気持ちでファンムービーとして製作したんだろうね。
〇想起する作品
「風の谷のナウシカ」
「バイオハザードⅤ:リトリビューション」(2012)
〇こんな話
ウィルスによる地球の浄化、人類削減計画とかなんとか・・・
これ絶対「風の谷のナウシカ」意識してるよね。
〇いろいろひどい
「デスノート」と地続きの世界であるとする導入は、この作品はスピンオフでありLのファンムービーであるとする意気込み(いや開き直り)が伝わり、作品への入っていきやすさといった面での配慮を感じるが、Lに対して働いているデスノートの効力が人類を死滅させ得るウィルス兵器の脅威の足を引っ張っている。そこを何とか誤魔化そうと中々死なない斬られ役のような大げさな死に際を見せ場にしたり、いっぱい吹き出物つけたり工夫を凝らしたようだが、作り物感が先行してどうもね… そもそもこの題材は見えないというところが恐怖の根幹なわけだからこれも尚逆効果・・・ もうダメダメだぁ~。
このラストのニアの件は割と原作を意識してるよね?
それなのに何でLは運動神経あまりよくない設定にしてるの? 逆に作りにくかったんじゃないかな。この制限を解放してあげるだけで大分作品の幅は広がったと思うけどね。
Lの信用を得る!…と息巻いて南原が街中をクレープ屋のトラックで暴走し、Lは電車のつり革でブラブラと、さらには3人で自転車だ~
なんかいろいろと狙いすぎている面が気になるんだけど、これってのは人を運ぶモノってのと、ウィルスとその宿主との関係を訴えてるんだよね? 発症しないままウィルスを保持する真希、人間がウィルスを運ぶ容器になっていると。ここはうまかったのかな…
〇最後に
これ中田秀夫監督なのか・・・ 「リング」の人でしょ。どうしようもなかったのか・・・
ではでは・・・
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