~スプリット~
〇はじめに
原点回帰は建前で、ネタが尽きたから昔ボツになったものを掘り返したってのが本音でしょ・・・
「ヴィジット」(2015)の方がおもしろかったよ。
〇想起する作品
「アイデンティティー」(2003)
「ザ・ウォード 監禁病棟」(2010)
解離性同一性障害の映画いっぱいあるんでね。探してください。
〇こんな話
観たのアンビリバボーかと思ったけど、見つかったのは世界仰天ニュースだった。
〇スプリット
1つは誘拐事件、1つは医師との問診?、1つは少女のトラウマ…と3つのパートがあるわけだが、医師がいる世界が一番外の世界で、あとは内なる世界だと思ったんだけど・・・ 螺旋階段とか意味深だったしね。
これは1つミスリードとしてあるのかな?
3つの世界が上位下位に互換されると想い込ませたことで、実はと全て同じ世界であると横に繋げる。マカヴォイの虐待におけるトラウマと、ケイシーの虐待におけるトラウマとでの対立が際立つか?
マカヴォイは人格を分裂させることで自己防衛し、ケイシーは自傷行為や問題行為によって解消しようとしたってな。
これならケイシーの父親も列車事故の被害者にすれば・・・ それだとあざとすぎるのかな?
「スプリット」ってのはマカヴォイの23だか24変化の意味はもちろんだけど、それだけではなく同じ様な境遇だろうケイシーとの決別的な意味合いが主なのかな実は。「アンブレイカブル」でも表と裏だの表裏一体だの言ってましたっけ。身体の弱すぎる自分がいるんだから逆に強すぎる奴がいるはずだというのが動機でしたしね。
まぁ何にせよ、どんでん返しってのが何か空回りしている気がする。何かしら仕掛けを施してそれを捻じ曲げなければいけない病にかかっちゃってるんじゃないの? 心配です。
いや逆なんかね。監督自身は特に意識してなくて、鑑賞者の側が「シックス・センス」(1999)のしがらみに囚われている…のかもしれないね。
まぁ私は「シックス・センス」観たことなくて知ったかぶって話しているわけだけどね(コッソリ)。
「モーガン プロトタイプL-9」(2016)の時はあまり気にならなかったんだけど・・・
この子でけえええええええええええええええ
急成長? いや魅せてなかっただけ??
〇余談
この作品ネタバレがどうとかで揉めてたけど… 特にそんな要素無くない?? まぁ結局これは私の感性だからなんとも言えないことでもあるんだけどね。
〇最後に
「アンブレイカブル」(2000)を観ましょう・・・
ってか次作ブルース・ウィリスに身体張らせんの? 大丈夫?? サミュエル・L・ジャクソンの方が動けるんじゃない???
ではでは・・・
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