2015年6月24日水曜日

アルマゲドン2014(2014)

アルマゲドン2014[DVD]


~隕石さんよ~、そんなもんか? 止まって見えるぜ!~

〇はじめに  
 こういうのを待ってた。 

〇こんな話  
 隕石が地球に衝突する。各国同時に核ミサイルをぶつけて軌道を逸らそうよとお偉いさんたち。そんな時一人の男が異を唱える。地球を動かした方がはやいっすよ。 

〇対策 
 構造プレートの継ぎ目で核爆発を起こし、地震を誘発することでマグニチュード18以上のエネルギーを発生させ地球を動かすんだとか。つまり隕石を地球全体で避けてしまおうということですね。 
 何とすばらしい対応策だ。マグニチュード12で地球は割れると言われているんですよ。なのに18て。地球の移動どころじゃねえだろと。オラ、ワクワクしてきたぞ。

 本来であれば、いや本来もクソもないんだけど。隕石の衝突により地球滅亡か、対応策で地球滅亡かの選択になるわけだが、これはとんでも映画。確実に現象に対抗した方が影響は小さい。最高悪影響は無い。人類の絶滅か、半数を生き永らえさせるかと議論に落ち着くわけだが、そんなこと無かったかのように最後核爆発を眺めながらイチャイチャしている始末。マグニチュード18の影響を受けない場所があるんだ。人がいるんだ。こんな余裕を持って鑑賞する作品だ。
 そもそも丁度避けられるところから突っ込んでいくべきなのか。地球のどこにぶつかるかによって避ける方向も変わってくるわけで。わざわざ大きな回避動作をするのか、最小限の動きで避けるのかと。ギリギリでかわせるのがベストであるには違いないが。軌道逸れるはずがぶつかりに行っちゃったとかも可能性があるわけで。まぁ理論上は地球が形状を保って回避することは不可能で、バラバラになった地球を横目に、いや蹴散らしながら隕石が通過していくと。
 仮に地球を動かせたとして、公転軌道や自転には影響は無いのかと。回避方向の制御はどうやってんだよと。・・・そんなこと気にする映画じゃねえんだよ。人類が絶滅するかしないかの瀬戸際に悠長なこと言ってんじゃねえよと。隕石通過したら考えれば良いんだよ。神に祈れば良いんだよ。

〇深読み
 人類はいつだって地球を壊せる。壊せるほどの力を有している。しかしそれをしないのはなぜなのか。各国がそれぞれ抑止力になっており、均衡を保っているのだと。

〇余談  
 DVDのラベルは隕石をかわせなかった場合なのかな。 

〇最後に
 最高におもしろかった。科学に不可能は無いんだ。科学こそ夢の塊なんだ。割り切っていきまっしょい。

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