~桐島、キリシマ、きりしま・・・・~
桐島という謎の人物に翻弄されるある生徒たち。一向にこ奴は出てきません。いや~この設定というか観せ方はSF映画に活きるな~と思いつつ、「冷たい校舎の時は止まる」が頭をよぎりました。
〇微妙な時期
いろんな悩みが尽きないですね高校生という時間は。夢、恋愛、友情などなど。ま、基本人間関係ですかね。
その人自身にしかわからない悩みというのは存在して、それは自分で解決しない限り吹っ切れることはない。他者の介入する余地が無い場合があるんですよね。でも自分ひとりで解決する力が無い。モヤモヤしますね~。そしてイライラ。
夢を追いかけている者には辛い時期です。現実が見えはじめます。ただやみくもに追いかけるのではなく具体性を増していかなければならない。そして自分は特別ではないという・・・現在地・立ち位置が見えてくる。才能というものは確実に存在し、努力じゃ埋められないものが確実に存在する。世界はこんなにも理不尽だと声を大にして言いたい。努力をすれば・あきらめなければ絶対結果(良いこと)がついてくるなんてのは勝者の戯言です。そして私が今言っていることは負け犬の遠吠えです。
あと学校という場が大事ですね。言い方は悪いかも知れませんが成長の差というのがいい味を出してくれる。つまり価値観が違うわけです。お互いに衝突・反発し、諭し諭され・・・確実にその問題自体が収束する(答えにたどり着く)わけではないのだけれどその過程こそが学びであると成長であると、そう信じたい。
当事者にしかみえていない・みえてこない問題というのがありまして、この映画はその問題を鑑賞者の視点(第三者)に立たせることによって、否応なくそれぞれの過去を振り返させ見つめ直させてくれる。と勝手に思い込んでいます。
〇以下戯言
山本美月が昭和風すぎやしないだろうか?
橋本愛の魔性具合が半端ない。
神木君が歳を取っていない気がする。
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