悪の教典
~王様の学校 「女王の教室」に対抗~
映画でやるには尺が短すぎた。ドラマ化をしてもっと登場人物に焦点をあて、じっくり取り組んでほしかった。できれば映画のクオリティを維持して。難しいんだろうな。
○疑問
まず、いつのまにか学校が一つのクラスと数人の教師になってしまっていたこと。でもこれは文化祭の準備等が長引いたと考えればまあ・・・。
最後の多VS1(ハスミン)について。ハスミンの脅威となる存在を排除していく様をもっと濃く描写していかないと、最後の学校の銃弾パーティは薄くなる。学生もそこまで馬鹿ではない。徒党を組んで隙を突くぐらいはやる連中がいるはず。事前にそんな頭のキレる奴らを排除しているはずだから、そこをもっとスリリングに描いて欲しかった。従順、信頼を勝ち得るに至る過程も薄い。校内問題の解決をより順を追って解決していかないとこの結果にはなりにくい。この二つをしっかり描けていたならば、かなりクオリティの高い問題作ということになっただろう。
○設定の突っ込みなどなど
・弓矢について
アーチェリー用か~。本物の弓がよかったな~。あと射るのは女の子が良かった。射るまでの所作をしっかりやってもらう形でお願いしたい。恋愛要素絡めるから男にせざるを得なかったのはわかるが・・・。
・最後のパーティ
さすがに大勢を相手にするのだから、トラップは仕掛けるだろう。せめて入口に。あと校門。脱出と侵入を許さないように。(原作だとあるっぽいですね。)
・弾数
どんだけストックあんだよ。こいつのポケットはハムスターの口並みにパンパンか(笑)
・生徒の対抗案
部活ならではのノリが欲しいんだよね。野球部とかいるでしょ。豪速球投げる奴とか。サッカー部のフリーキックの名手とか。あと軍事マニア。サバゲーマー。思いつくのはありきたりなのばかりですが・・・。
伏線をわかりやすく張りしっかりと回収していたところは良かった。
AEDの録音機能。
脱出シュート 最後逃げたと見せかける。 ・・・など
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