~地球じゃなければ・・・~
〇はじめに
今の自分を見つめ直し、
「こんなはずじゃなかった」
と感じている人は多くいるのではないでしょうか。この作品はそんなあなたに捧げます。観てください、ジョン・カーター。 〇こんな話
ジョン・カーター loves 火野レイ
〇境遇
はじめにでも書きましたが、「こ、こんなはずじゃ!! 」というように自らの境遇を恨み・呪い生きている人は多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人。そんな人たちの代わりにハチャメチャに冒険してくれる映画です。
最後にジョン・カーターは火星へと旅立っていく。これをどう見るべきなのだろうか。地球は自分の居場所ではないと、俺はこんなところで終わる・収まる人間ではないと夢を追いかけてはいるが、どこか現実逃避をしているととるのか。それとも火星に戻るという人生最大の目標のために、如何様な犠牲も厭わずひたすらに努力、試行錯誤することで自らを見つめ直し、火星へ戻るというチャンスやっとつかんだと称賛するべきなのか。前者は火星に帰るという結果、後者は火星に帰るまでの過程、というのが考えの中心にある。
どちらにせよ、ひとつそんな人たちと異なることは、この主人公は地球でも成功しているという点だ。しかも努力している。自ら努力しチャンスを掴んだものにしか手に入らないものがあると・・・そう言いたいのか。ディズニーも割と酷だな。夢の世界は夢の世界だけでは成り立たないのだよとでも言いたいのだろうか。 そうだな、地球で成功できないような奴がどこで成功できよう、と・・・。うわ、一気に夢がなくなった。これ実はとんでもない皮肉がこもってる映画なんではないか!?
〇最後に
仮想世界(漫画・アニメ・映画・・・etc)で、自分ならこうするだろうと妄想するのはとても楽しいもので、しかし現実問題そううまくもいかないもので・・・。うむ、現実は厳しい。
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