~ハイパーケーン~
〇こんな話
クリーンで再生可能な新エネルギーの開発に成功したと喜ぶ研究者たち。オゾン層にレーザー光線を当てて、天候を左右(支配)するほどのエネルギーを得る。案の定天候悪化。スーパーストームが町を襲う。ハイパーケーンって言ってたか。
〇問題
レーザー光線をあてたことでオゾン層に穴が開いたことが原因らしい・・・。
このシステムは地球のあらゆるエネルギーを利用しようとしている。潮汐、地殻熱、嵐などなど。自然現象によるエネルギーを人間の使用可能なエネルギーに変換するわけだな。問題としては嵐からエネルギーを得、逆に嵐のエネルギーをも増幅させてしまうことから、ハイパーケーンという超巨大ハリケーンが発生してしまう。逃げまどうとともに、解決策を模索する。そしてハリケーンの目にレーザー光線当てりゃええねん、ってことになる・・・。
オゾン層の穴はどう関係してたんだ??
・ハイパーケーン
「500MPH STORM」(風速500マイルの風が吹き荒れる嵐ってな意味かな)。というのが原題だから気象現象としてはこれがメイン。秒速220メートル(500マイル)の風が吹き荒れる嵐だそうで。
参考までに・・・
ウサイン・ボルトは9秒ちょいで100mを走り切る。平均で秒速10mくらいか。時速にすると36km。それの22倍の速さ。最高速度は時速40km以上にもなるそうで・・・。風だけなら飛ばされるだけで済むが(生死は・・・)、仮にその風速の中を飛ばされずにいて瓦礫等が飛んできたら、22倍速(以下)のウサイン・ボルトが走ってくる感じなわけで。う~む、怖いな。遭遇する前に逃げましょう。
日ハムの大谷翔平選手は時速160kmの弾(あ、球)を放る。秒速に換算すると44m。それでも5倍か。グラブ構えて寸分の違いも無く放ってもらわないと捕球できんな。捕れても骨イカれるか。もしかしたら手無くなるんじゃ・・・。
ついでに音速(マッハ1)は秒速340メートル(気温、気圧により速度は増減する)。
〇疑念
竜巻に追いかけられている車に対して対向車がいるて・・・。実際の映像とCG合成映像を交互に流していたのでね、おそらく編集ミスだろう。竜巻に飲み込まれるまで竜巻の存在に気付かないリポーターもいましたしね・・・。
嵐(竜巻?)から逃げる際に、気圧の低いところに、高いところに逃げると言っていた。後に高いところではハリケーンや竜巻は高いところには来ないと言う。気圧差の問題からなのかな、聞いたこと無いけど・・・。
嵐の規模をF10って言うんだよなぁ。まずハリケーンにしたら規模はカテゴリーで示すし、竜巻の規模を示す藤田スケールもF6までしか無いんだよな。階級どうなってんだろう。ちなみにカテゴリーは5までしかありません。まぁでも風速の上限が決まっているから、いくらでも数字は増やすことができるから無くは無いのか。公表されてないだけか。今現在において起こっていない、起こり得ないとされているだけで。
嵐の強さの参考として、主人公はこのF10の規模とされるハイパーケーンに対して、片腕一本で吹き飛ばされるのを防ぎますからね。瓦礫とか別に飛んでこないし。
嵐が通信を妨害してハリケーンの目の座標がつかめない。だから誰かが目の中に入って座標を送信するしかない。う~む結局嵐によって通信は妨害されるのではなかろうか。何も手段を講じないよりはマシか。いや三角測量だからいいのか。あ、そうか。一回電波は衛星を介すから送信可能か(あれ、空電で衛星画像使えないどうのこうのと)。あれ、じゃあ三角測量必要なくならないか・・・。いやでも正確性が求められているから必要なのか?? そんなピンポイントな座標を求められるのか。大規模な現象に対して。難儀だな。目って衛星から割かしはっきり見えるものではないか・・・。台風が恥ずかしがり屋だったんだな。目合わせるのって緊張するもんな。
〇最後に
キャスパー・バン・ディーンという俳優が主役なのですが、この人は個人的に顔受けする人であるとは思うのだが、あまりメジャーな作品には登場せず、テレビ映画ばかりに出演する。なんだかな~。
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