~スパルタ教育のすすめ~
〇こんな話
ある日FOSという生命体に地球は侵略されてしまう。地球側は惑星統一を図りPDFAを組織。さぁ~、抵抗するぞ~。 はてさて・・・。
〇弾薬
空中戦を繰り広げる機体に対して、ライフルや自動小銃といった武器を採用するのはどうなのであろう。追尾ミサイルやレーザー等に費やす予算が機体それぞれに充てられなかったのかもしれないが、どうも解せない。ある人物が標的にライフルで狙いをすますシーンで風が強すぎて照準が合わないと言う。そりゃそうでしょうよとしか言いようがなくないだろうか。つまり風の吹き荒れる中の戦闘を想定しているにも関わらず、一直線にしか飛んでいかない弾薬を一番頼りとなる武器にするのはどうなのかと。
一人当たり宇宙船一隻を作れる費用を注ぎ込んだ兵士二人が、初戦で弾切れや弾詰まりが原因で死亡する。う~む初歩的なミスではないか。まぁどんなに訓練しようと、人類の希望であろうと、実戦経験の無い冬獅朗だからな。仕方が無いか。
〇侵略者
人類は滅亡の危機にあった。それほどまでに追い込まれ、侵略完了まであと一歩のところであった(とおもわれる)。最後の頼みの綱、プランゼットまで失敗しあきらめていたところにカイロスという最終兵器登場。これで特攻だと母船に挑む。今までに無いレーザー光線や防御手段など目白押し。そんな最終兵器に対し、母船は地球への特攻作戦に移行する。「え?」っとならないだろうか。確認するが、侵略完了まであと一歩であったのだ。なぜ全精力をそんな人間に対して注ぐ選択をとるのか。武士道精神からだろうか。侵略者も切羽詰まっていたのだろうか。「あぁ~、じれったい」と何かがはじけたのだろうか。
〇リーサル・ウェポン
搭乗者の感情が連動するとかどうとか。「助けて、お父さん!!」と叫ぶと妄想の父親に息子はぶたれる始末。どっかのヘタレパイロットとは違います。てめぇらでどうにかしろと。俺は死んだんだ、おとなしく寝かせろと。そこから発起し感情を爆発させてどうにかします。鋼の心を作るのはやはりスパルタ教育ですか。あれ、FOSが出現する前までは甘やかしていたような・・・。キャラチェンジかな? いや、コイツは一回妹を殴っているんだ。それの帳尻だな、うん。
〇最後に
ツンデレ上司、妹、田舎っぺ巨乳後輩か。この要素を満たしたことで、この映画は満足しちゃったのかな。もっといろんな人物の関係性が見たかったな。でもそれを描いちゃうと映画の枠では収まらないもんな。しかもこの作品一時間ちょいだし。う~む、どうも物足りないな・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿