2016年12月6日火曜日

フッテージ デス・スパイラル(2015)

フッテージ デス・スパイラル


~ほんま~かいなそうかいな♪~


〇はじめに
 前作は観といた方が良い。


 暴力を美学として捉えている。としてアートという言葉を使っていたが、これ引っ越しがポイントになってるからと狙ったわけではないよねうん。






〇こんな話
 前作の副保安官が主人公。今は私立探偵。また、事件が起きる!


〇仕事キッチリ
 引っ越すという行為。ここの制約の見せ方はうまかった。

 事件があった家から引っ越すことでその家族が悲劇に見舞われる。そんな家族をこれから生まないために連鎖を断つために家を無くしてしまえばいいと副保安官は放火魔となる。

 正式な契約を結んだ訳ではない。元夫から逃れるために隠れ家として使用させてもらっているだけ。果たしてそれは住んでいると言えるのかどうなのか。呪いが適用される居住の定義とは何なのか。

 法的権限の無い元夫の脅しもこれを想起させるためだろう。ブグールに法律は関係無い。なぜ彼らはこの家族を見つけ出せたのか隠れ家を突き止めたからだ。そこに住んでいたからだ。つまりはそこに住んでいるという認識にただ左右されることになる。そして今度は法的権限を有しての妻子への強制力である。



 元夫とブグールとの板挟み状態への持って行き方、シチュエーションは凝っていたと思う。



 これ耳に残るのよね。








〇最後に
 こいつは出たがりというか、一番自分を撮ってほしいんだろうな~



 子どもに憑りつき映画を撮らせているわけだけど、それは多分自分を認知してほしいからで。前作にて伝承はほとんど無いと言われていたし、きっと寂しいんだよね。


 ではでは・・・



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