2016年11月7日月曜日

ジャンパー(2008)

ジャンパー


~ジャンプ能力~


〇はじめに
 ホップ、ステップ、ジャン~プ!!

 1歩踏み出してみよう的な話なのかな。


〇想起する作品
 「X―MEN2」(2003)

〇こんな話
 どこへでも自由に行ける能力があったらどうするだろうか??



〇ジャンプ
 能力の制限をもう少し描いて欲しいのよね。弱点としてではなく。特にはその能力故の闘い方の確立とでも言うのだろうか。「何ができない」ではなく、「何ができる(何しかできない)」からここまでそれを発展させられるといったような。能力特化(工夫)を見せてほしかった。ここを先輩の存在で存分にやってほしかったところ。「とある科学の超電磁砲」の黒子でも「ドラゴンボール」の瞬間移動でも良い。「HUNTER×HUNTER」のカストロのダブルを模しても良かっただろう。何かしら観せ方(見映え)を考えたのだろうことは伺えたが。

 唯一ジャンプで加速をつけていっての打撃はよかったか。




 身体の部分的なジャンプ。GI編でやってましたよね、こういうやつ・・・



 ワームホールが一時的に残るのであれば、その道を使った戦略も立てられるはずなんだよ。2つ以上のワームホールを繋げたことで変則的な攻撃が可能となるはずなんだよ。それなのに・・・



 逆にパラディンの闘い方が確立しているのは良かったところ。こちらはジャンパーの弱点を着実に突いてくる。サミュエル・L・ジャクソンの歴戦の強者感はすばらしかった。


 点と点を結ぶのは線だというところ。世界中の行き来を観せられてどこか忘れがちになるが結局ジャンパーは直線でしか移動できないことになる。それ故にパラディンの戦い方が定まっていく。そして電流を流し捕まえておけばいいのだと。






 人間というモノには常に制限が付きまとう。空は飛べないしそんなに早くも動けない。その中で何とかやりくりしており、時に打破してきた。だからこそその制限に限度が無くなったとき、人はどうなるのだろうかという欲望が解き放たれる。

 それ故の人間性の対比も狙っていたのだろうか。ジャンパーとパラディンとの。その対立故、基本一匹狼と集団との。制限の無い能力を有した者と工夫でその制限無き者と戦ってきた者との。

 それなら尚の事ジャンパーを弱点剝き出しの特化型だと見せ、パラディンを創意工夫で立ち向かってきたと見せた方が良かったと思うがな。直線とそれを絡めとる曲線だかって観せ方をした方が。




 彼らのジャンプ能力は究極は時間を飛び越える可能性も秘めてるのではないのか?


 ならば着地場所にモノが存在していたらどうなるのか、といったところも描いてみてもおもしろかったはず。




 あれ? クリステン・スチュワート出てたんだ。






〇最後に

 この子すごい良い。


















 Rachel Bilson


 ではでは・・・

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