ザ・グラビティ(2013)

ザ・グラビティ

～始まりと終わり～

〇はじめに
　日本で言う原発みたいな位置づけになるんかな～。



〇こんな話
　粒子加速器にてビッグバンの再現実験を行っていたところブラックホール発生。

〇始まりと終わり
　ジュニア～シニア、貧困～富裕層、都会～田舎、農家に技術職に、宗教の違いや移民問題を絡め、家族という形態を中心に緊急事態に見舞われた際の対応を端的にうまくまとめていたと思う。


　全てを生み出したビッグバンと、全てを飲み込むブラックホール。

　ビッグバンは全ての始まりであるとされているわけだが、おそらくその始まりを見るということはまた終わりを見るということにも等しい。すべてのものはこの世に生を受けた瞬間から避けられない死へと向かっていく。死と対峙することになる。この辺りをやんわりと伝えたかったのか、知らんけど。




　気になったのは核兵器を使えば何とかなると言っている連中がいること。今のところ核兵器が人間の生み出し得る最高のエネルギーだということは否定はしない。


　あと「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」でも証明されたのだが、消火栓のホースの強度よね。バンジージャンプもできれば、今作ではブラックホールに吸い込まれようが千切れない。人間１人の重みと、人間が引っ張れるほどの力だからだろとしてしまえばそれまでなのだが。



〇最後に
　割と真面目過ぎるとつまらなかったり、中途半端だったりするんだよね。これがそれ。

　ではでは・・・